A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



二度と過ちは・・・


最近、よく聞かれること

「福島の人たちって、これまで東電から相当の恩恵を受けてきたんでしょ?」

おっしゃるとおり。あたくしたちは札束を口につっこまれずっとずっと沈黙をつづけてきた。雇用の確保や立派な公共施設、道路、そしてなんと言っても莫大な税収入と補助金。

そう。原発は、オイシイ、オイシイ、お金のなる木

メディアでは東電に怒りをぶつける人たちが取り上げられているが、あたくしは、東電を責められないと目をそらしたり、下を向いてしまう人たちもたくさんいることを知っている。

ここにきて原発に変わるエネルギーを模索したり、電気に頼りすぎた生活を見直そうと、あたくし自身も会社の人たちや仲間とよくそんな話をする。照明や暖房を積極的に消したり、どんなエネルギーが有効かを話し合ったり。この数年、CO2削減だエコだなんだと国をあげて啓蒙活動がなされてきたが、あたくしたちを変えたのはたった一発の事故だったというのは滑稽だ。

なんて高い授業料

なんて高い代償

「二度と過ちは繰り返しませんから」・・・ヒロシマの誓いを思う、今日この頃。

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2011年03月30日(水) No.275 (未分類)

あたたかいマッサージ


震災以来、世界各国のスタッフからお見舞いのメールをたくさんたくさんいただいた。とても懐かしい人たちから思いがけずメールが来たり、本当にありがたい限りだ。

なるべくひとりひとりに返事を書こうとは思っているのだが、あまりにも膨大すぎるので、会社関係の人たちは部門ごと、チームごとなどまとめて返事を出している。

タマエです。みんなあたたかいメッセージをありがとう。私は元気です。

そう、「あたたかいメッセージ」=warm message

しかし読み返してみるとあたくしは書いていた。warm massage・・・
そりゃ、あたたかいマッサージだろ!しかもよりによって数十人にまとめて書いたメールだ。

だが心に大きな傷を負った日本人に、彼らはとても優しい。だれもこのミステイクを指摘する者はいなかった。ていうか、頼むからツッコんでくれよ・・・・。

さて、その後。あたくしは今日も返事を書いている。

タマエです。あたたかいメッセージをありがとう。私は元気です。

よし!今度は間違いないぞ!
と、よくみたらworm massage・・・ってそれは「ミミズのメッセージありがとう」

・・・_| ̄|○

もうたまえちゃんは、今後エイゴができるなんて言いません(涙)

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2011年03月28日(月) No.273 (おしごと)

ナンパ


昨年は立て続けに何度か海外出張があったが、5月にアメリカへ出張したときのことだ。

出発時の成田。ラウンジを出て搭乗口へ向かおうとするあたくしに、西洋人男性が声をかけてきた。

「あれはあなたのものでは?免税で買ったお化粧品のようですが?」

指をさす先はあたくしがそれまで座っていたテーブル。どうやらあたくしは免税で購入した妖怪変身キット(化粧品ともいう)を置き忘れていたようだ。

「まっ!ありがとう!忘れたら出張先で仕事にならなかったわ。ほほほ」

「そんなものなくても十分おきれいですよ」

と彼が言ったというのはおおウソだが、とにかく荷物をとって搭乗口に向かうと、どうやらその男性も同じ便と判明。雑談しながら機内に乗り込むと、その男性はあたくしのとなりにいた日本人男性になんと「席をかわってくれないか?」と声をかけた。

おおっと!これはナンパっ?!到着まで10時間あるけど、まぁかかってらっしゃい。ヤマトナデシコはそう簡単に手折れないないわよっ!

とあたくしはふふん・・・と鼻を鳴らした。

で?日本へはご出張だったのかしら?

「そう。そっちの席にも同僚がいる。みんな同じ××って会社で働いてるんだ。機内でまで同僚と仕事の話をするより、きれいな女性の隣の方がずっと楽しいだろう?」

まっ、正直ね・・・って、ちょっとまてぃ!いま会社名をなんと?

「××社。君は出張?」

あたくしも××社勤務です・・・(--;

「・・・・(--;」

あたくしたちは目を合わせ、そして心の中であたくしは、そして彼もきっとこう毒づいたはずだ

「身内じゃねーかよ!」

彼のナンパ作戦は、まだ飛行機が離陸する前、わずか5分で終了した。

その後現地のオフィスでこの話をし、みんなニヤニヤしながら言うことには・・・「あの便のビジネスクラスの半分は身内だぞ」

そうか〜あたくしも、今度ナンパするときは気をつけよう。つ〜か、しないってば。

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2011年03月27日(日) No.274 (おしごと)

エネポ


あたくしの魂をゆさぶる本日の逸品

カセットコンロのガスで動く発電機、エネポ

というか、実はこのエネポの存在に気づいたのは昨年の夏頃で、ほしいなぁ〜ほしぃなぁ〜と指をくわえていたら

「発電機に魂を揺さぶられる女というのはいかがなものか。少しは洋服とか靴とかに興味を持て。どあほ。そもそも発電機なぞ何に使うんだ?」

と、夫のSEブチョーに一蹴。確かに、昨年は会社に着ていく洋服や靴をひとつも買わなかったな・・・

しかしここにきて震災と原発事故だ。ああ、あたくしはなんとおろかだったのか!目の前にあるのは電気をむさぼるipad とかiphone4とかKindleとかMacBook、ポケットWiFiなど去年購入した多くのガジェットの数々。やはり買うべきは、洋服でも靴でも、そしておもちゃでもない、このエネポだったのではないか!?あたくしは自分の物欲番長ぶりを反省した。

いまあたくしは、次のレースで着ぐるみを着てアオヤマさんちのチームを応援をすることを条件に、てんちょ〜にエネポの格安入手を依頼している。しかしすでに予約が殺到しており、着ぐるみぐらいで融通してもらうことはむずかしいらしい。というか、被災地を優先しろって。

こんな今、電気に頼りすぎた生活をみなおす、いい機会かもしれないな。

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2011年03月23日(水) No.272 (ガジェット)

ルンバ


まだ2011年があけて3ヶ月しかすぎていないというのに、あたくしは今年かってよかったものナンバーワンを入手した。

おそうじロボット ルンバ577

それである。

毎日指定した時間に勝手に動いて、家中掃除をし、そしてひととおりやりおえると勝手に充電器に帰って行く。カワイイやつだ。しかしガンガンあちこちぶつかったり、床に落ちていた電気のコードなどに絡まり、そのまま動作不能に陥るあたり、本当のところあたまが悪いのかお利口なのか実はよくわからない。まぁ、掃除をするという使命は十二分に果たしているので、一応お利口さんという扱いをしている。

ちなみに、あたくしは子供のころ、おにーちゃんに「たまえちゃんは世界一のおりこうさんだね」というと何でも言うことをきいたので、きっとルンバもそうなんだろう。なんてったってルンバには人工知能があるのだ。


あたくしは、ヤマトの諸君にイスカンダルへ行き、コスモクリーナーDを取りに行ってくれと言うほど、夢見がちな乙女ではない。しかしながらリアリストなスーパーエンジニア(←自称)であるあたくしは、超巨大ギガ・ルンバを作って、ヨウ素とセシウムを吸い込んで掃除させることを提案する。

できるだろう!?小さい小さい惑星に行って、1ミリにも満たない塵を拾い持ち帰る技術があるのなら!

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2011年03月21日(月) No.271 (ガジェット)

エールを!−おとーちゃん−


件の原発から40kmのところに住むおとーちゃんとおにーちゃん。再三わたる注意喚起の末、やっとふぐすまを脱出してきた。おにーちゃん一家は茨城南部にあるお義姉さんの実家に、おとーちゃんはあたくしの家にやってきた。そして一泊して帰って行った。って、ォィ!

「別にオレはきたくなかったが、おまえたちが心配するから顔をみせにきただけだ。」

「脱出した人もたくさんいるが、同時に避難してない人もたくさんいる。オレばっかり脱出してカッコワルイ」

「街は人も車もからっぽで、店も閉まって困ってる人がたくさんいるんだ。みんなやるべきことはやるべきだ」

おとーちゃんは、かっこいいんだかかっこわるいんだかよくわからないが、とにかくまた元気に帰って行った。

そうだ、あたくもやるべきことをやろう。

おとーちゃんにエールを!すべての福島県民にエールを!

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2011年03月19日(土) No.270 (みそぎ家)

エールを - 長兄-


あたくしのおにーちゃんは実に愛すべき小心者である。

今回の原発事故で、1号機屋舎が爆発したその直後、「髪の毛が抜けはじめた!」と言ったのは先に書いたとおり。

その後、家の窓をきっちり閉め、ガムテープで目張りまでしたのに、実は換気口があいていたことが発覚。ほぼ半狂乱である。

「うわぁぁ!オレはもう死ぬんだぁぁ!ちくしょう!枝野のヤロウ!」

なぜここで官房長官をののしるのかさっぱりわからない

ということで、そんな小心者なおにーちゃんのために、保健所が放射線測定サービスを始めたらしく、さっそく測定に行ったらしい。

あたくしは、放射線測定協会というところから放射線測定器「はかるくん」というのを借り、それをもって六ヶ所村に放射線を測りに行ったことがあるが、思えばあんなもの、小学生の社会学習みたいなもんだ。あれに比べりゃこのたびおにーちゃんの放射線をはかったのは、本物のガイガーカウンター。

ガーとかビーとか鳴るたびに「うわぁぁ!オレは死ぬのかぁぁ!」と絶叫するおにーちゃんと、保健所職員の苦笑する姿があたくしにはありありと目に浮かんだ。

結果、保健所職員は「ああ、全く問題ないですね」と、さらり。おにーちゃんは急に前向きになって家にかえってきたそうな。しかしもちろん、今度は換気口もしっかり塞いで外気をシャットアウトだ。

おにーちゃん、高速が通じたら会いに行くよ。それまでがんばれ!

おにーちゃんにエールを!すべての被災者にエールを!

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2011年03月17日(木) No.269 (みそぎ家)

エールを - 気仙沼-


気仙沼といえば、オートショップアオヤマさんちのツーリングで遊びに行ったところだ。

あれはたしかゴールデンウィーク。石巻や牡鹿半島を抜けて、気仙沼を拠点に、岩手まで足を伸ばしたっけ。風光明媚な海岸と海の幸、そして気仙沼での夜・・・

そもそもことの始まりは筑波の選手権の直前のこと。ほらげっちがブンゲンさんに豪語した。

「ブンゲンちゃんが筑波選手権で優勝したら、ケツの穴にわりばしつっこんで踊ってやるよ」

・・・なんて言ったもんだから、ブンゲンさんはがぜん張り切っちゃって結局筑波選手権ST600初優勝。男として約束を果たさなくてはならないほらげっちは、そのケツの穴に割り箸つっこんで踊る舞台として気仙沼を選んだのだった。



ほらげっちのお尻は酒の肴として最悪だったけど、でも出てきた料理はおいしかった。刺身も焼魚も、本当においしかった。本当に楽しかった。

高台にあったこのホテルは、もしかして被災を免れたかとも思ったけど、地図を見る限りおそらくもう津波と火災で跡形もないだろう。あのときの仲居さん、フロントの人たち、どうか命だけでも無事でありますよう。

気仙沼にエールを!すべての被災地にエールを!

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原発


あたくしの実家は件の福島第一原発から40kmのところにある。

自宅に待機するにーちゃんに電話をしてみたが

「おなかの調子が悪い・・・」
「のどの具合がよくない・・・」

などと言いそしていよいよ

「髪の毛がぬけてきたような気がする・・・」

・・・それはねーだろっ!!

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2011年03月15日(火) No.266 (みそぎ家)

水族館




あたくしの地元の海岸も壊滅的な状況らしい。どんな感じなんだろうと気になっていたが、今日ちらっとテレビに映っていた。見る影もなかった。

水族館はどうなったんだろう

セイウチとかアザラシとか海に帰っちゃったのかな

※写真は在りし日の水族館「アクアマリンふくしま」

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2011年03月14日(月) No.267 (未分類)

生存表明


久しぶりの書き込みがこんな時だなんて、なんだかなぁと小一時間

みそぎたまえ、元気です。

被災地としてニュースにもとりあげられているふぐすまの浜通り地方はあたくしの故郷でもあり、各方面から大丈夫かとのお問い合わせをいただきました。ご心配いただきありがとうございます。

実家は、食器棚のカップが2−3個おちたぐらいで、奇跡的にほぼ無傷。ただ、その近所のマンションの10階にある兄の家はすべてが散乱し、上の階から水が漏れ、半分水浸し。現在、電気、ガスは復旧しましたが断水は続いているようです。

気になるのは原発。件の原発からわずか40kmにあるため、非常に気になるところです。

震災当日あたくしは、勤務先から自宅までいつも車で30分で来る道を2時間かけて帰宅しました。同僚は、同じく40分で通う道に5時間かかったそうです。
マンションはエレベータが止まっていましたが、低層階はほぼ無傷。中層階の内廊下に2メートルぐらいのおおきいヒビがみられました。マンションは埋め立て地にあり、液状化も懸念されましたが、とりあえず特に問題はおきていません。

友人や知人の中には、一部連絡がとれていない人もいます。
また、直接の知り合いではありませんが、○○さんの家と田畑が流された、××会社の屋社が流されたという話を聞いています。

被害にあわれた方へ、心からお見舞い申し上げます。でもこれからです。共にがんばりましよう。

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2011年03月13日(日) No.265 (未分類)