THE ACUPPER RUNNING
走れ!Aかっぱ〜!

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2005年08月31日(水)
時差ボケ
2005年08月30日(火)
不二子 vs. 藤子
2005年08月29日(月)
グランドキャニオン
2005年08月28日(日)
ラスベガスのおもひで
2005年08月27日(土)
帰国
2005年08月22日(月)
つかれてまっする
2005年08月20日(土)
最近のカノジョ事情
2005年08月17日(水)
ラスベガス
2005年08月16日(火)
終戦記念日 〜つづき..
2005年08月15日(月)
終戦記念日
2005年08月14日(日)
ノリダーへ告ぐ
2005年08月13日(土)
暑中お見舞い申し上げ..
2005年08月12日(金)
暑気払い
2005年08月11日(木)

2005年08月06日(土)
パワーアップ計画
2005年08月04日(木)
タイヤの恐怖
2005年08月03日(水)
美人OLの謎の死
2005年08月02日(火)
冷え性
2005年08月01日(月)
情けは人のためならず

時差ボケ
あたくしはいま、極度の時差ボケになやんでいる。

眠いとか眠れないとか、そんなシロウト臭い時差ボケではない。いや、時差ボケにアマチュアもプロもないのだが、とにかく、体内時計が完璧に狂ったらしく、ラスベガスに到着して以来とにかく終日おなかがすいて仕方がないのだ。どうやら、満腹中枢が激しく時差ボケをおこしているらしい。

日本時間の朝昼晩、アメリカ時間の朝昼晩・・・滞在中は、ゆうに一日5食は食べたような気がする。帰国後、飛行機のせいでむくんだ体と相乗し、みごとにでぶでぶになった自分の姿をみて愕然としたが、しかし胸だけはむくんでくれないのは、これいかに?

それにしても、一日5食もたべるほど、ベガスのメシはうまかったのかというと、もちろんそんなことはありえない。

ベガスでは神戸牛が流行っているのか、ちょっとしたレストランに入るとメインにかならずコウベ・ビーフの文字があった。これを2度ほど食べる機会があったが、いずれもテーブルをひっくり返したくなるようなシロモノである。

賭けてもいい。たぶんあれはアメリカ牛だ。そしてきっと数年後、われわれ24人は脳みそが海綿体になるに違いない。

ちなみにこんなあたくしが日本に帰ってきて真っ先に食べたのは焼き肉である。霜降りの白はオパールのように輝き、さっとあぶってそれを載せるは魅惑のアンブローシア白いごはん!ああ、世界で最高の肉はニッポンにある。ビバ!特上カルビ!

ということで、いや、あたくしは牛肉論を語りたいのではない。そんなテーブルをひっくりかえしたくなるようなコウベ・ビーフでもたべずにいられないほど、あたくしはおなかがすいて仕方がなかったのだ。そしてそれはいまだに続いている。

飛行機の窓から果てしなく続く地平線を眺めたときには何も感じないが、一日中口をもぐもぐさせている自分の食生活をかえりみてこそ、あらためて実感する。

地球はまるい

2005年08月31日(水)   No.310 (その他)

不二子 vs. 藤子
ラスベガスに同行した、お客さんのイトウさん

イトウさんは気さくなおじさんで、おつきあいも長いのだが、考えてみるとこれまでゆっくり話をする機会はあまりなかった。今回ラスベガスで食事やレセプションの席で、イトウさんとはたくさんお話をする機会に恵まれ、お互いの趣味の話などで盛り上がり、とても楽しい時間を過ごさせて頂いた。

「なるほどっ。みそぎさんはそんなおっきいバイクに乗ってるのかぁ〜」

ええ、ちまたでは峰不二子と呼ばれてます

「なるほどっ。いやぁ、今回は、みそぎさんの意外な一面をいろいろしってしまったなぁ」

あら、お互い様ですね〜

「で、なんて呼ばれてるっていったっけ?藤子不二雄?」

・・・・_| ̄|○

その夜あたくしは、ショックのあまり一睡もできなかったのは嘘のような本当の話である。

2005年08月30日(火)   No.301 (その他)

グランドキャニオン
グランドキャニオンツアーにお客さんを連れて行ってきたのは帰国前日のことである。

これは、飛行機でグランドキャニオンの近くまで飛んで、そこからバスに乗り換え2つの観光ポイントをまわりまた飛行機で戻ってくるというツアーだ。
ちなみにあたくしは一度、冬にこのツアーでグランドキャニオンに来たことがあり、今回は二度目である。
あたくしは大自然に感動しないタチなので、初めて行ったときの記憶がほとんどない。だからあたくしの感想はあてにならないがグランドキャニオンは、かなりすばらしいというのが一般論だ。

さて、このツアーは、正午の出発で、まず食事をとることになっている。

グランドキャニオンに向かう飛行機は10人〜20人乗りの小さい機体。とても揺れることがあり酔う人もでてくるので、この食事をなるべく控えるのがふつうであるが、例のよってあたくしは鬼のようにたべていた。
というより、あたくしは時差ぼけが睡眠ではなく食欲にでてくるようで、なにやら一日中おなかがすいて仕方がない。

「いや・・・みそぎさん・・・それは食べ過ぎじゃないすか?」

「シャチョーヒショが食べ過ぎて酔ってリバースしちゃったら、今回のツアー最大のネタですよ」

お客様からは口々に親切なアドバイスを頂いた。いいや!ここでリバースしたら本望でわないか?
日々お客様のエンターテイメントのために体を張ってネタ作りに努力するあたくしの姿を、ボスのノリダー(♂)にみせたいものである。

結局飛行機乗って3分後にはがーがー寝てしまい、離陸も着陸も気がつかなかったあたくしは、結局リバースすることはなかったのは、実につまらない話だ。

そういえばこの食事のとき、
そうだ!翌朝は出発が早いから朝食を食べるヒマがないな。よし、ここは明日の朝食のためにバナナを確保しておこう!と、ビュッフェでバナナを数本もらってバッグにしまって持ってきたが、グランドキャニオンをまわる間、ずっとバッグの中がバナナくさくて大変だった。しかし何よりの誤算はこの姿を多くの客に見られていたことだ。

翌朝、集合場所で

おなか空いてる方いませんか?バナナありますけどいかがです?

と、何人かのお客さんに声をかけた。なんと気の利くヒショだろう!とあたくしは自画自賛したが

「つか、みそぎさん、それ、昨日のビュッフェでもらってきたやつでしょ?なんかサルみたいにバナナやまほど抱えてあるいてましたよね」

と、みんなから指摘され、激しく女を下げてしまった。

あたくしは、弊社のシャチョーヒショとして激しく高貴な雰囲気をかもしだそうと日夜努力したのだが、ああ、そういえば帰りの飛行機の中でのお客さんと会話。

あら、真ん中の席なんて辛いでしょう?私の通路側と交換しましょうか?

「みっ・・・みそぎさんっ!そんな親切なこと言ってどうしたんですかっ!」

・・・・_| ̄|○

ど〜も失敗に終わったらしい・・・・
2005年08月29日(月)   No.293 (その他)

ラスベガスのおもひで
結局ギャンブルもやらず、もっていった水着を着ることもなく、ヒマがあればこんこんと寝てすごしてしまったラスベガス。
帰国後一昼夜があけ、思いめぐらす旅のおもひで・・・って、なんもねぇよ・・・

今回の出張のあたくしのミッションは、お客さんのアテンドである。
ウチの会社は、年に一度、1週間に渡る大きいイベントを開催する。アメリカ東海岸と西海岸で2年づつ交互に開催されるのだが、今年は西海岸、ラスベガスでの開催であった。

エンジニア向けのセッションが多いので技術系社員が10数人。それに加え通常お客さんが10数人ほど参加される。例年担当の営業が同行するのだが、今年はどういうわけかあたくしにおはちがまわってきた。
結局日本からは12人のお客さんと12人の社員総勢24人となり、このツアーの面倒をみる。これが今回のあたくしのミッションであった。
お客さんはみんなとっても楽しくていい人達だったので、苦労をすることなく無事終えることができたのは何よりである。

むしろ世話のやけるのは社員のほうで
「みそぎ〜!大変だ!クレジットカードをなくしちまった!」
まったくどこのシロウトなんだか世話のやけるどあほ〜社員もおり、大騒ぎしたとおもったら、案の定スーツケースの中から出てきたとかで、これまた迷惑きわまりない。
この社員には、はためいわく手数料として、帰国後焼き肉をおごってもらうことになっておるのがせめてもの救いだ。

それにひかえ、お客さんであったギャルのレイコちゃんはちょ〜かわいい女の子で、昨今まれにみる、育ちのよさがにじみ出るそらも〜素敵な素敵なお嬢さんだった。あ〜いう女の子を見ると、よし!あたくしもこれからあ〜いう女性になるべく努力をしよう!と思うのだが、それはもうウルトラマンよりひどいもんで3分ももたん。
あ〜・・・たまえちゃんは消えてしまいたいよ・・・_| ̄|○と、何度思ったことか・・・・。
レイコちゃんにカレシはいないと言っていたが、ありゃそんじょそこらの男は手が出せんだろう。つか、レイコちゃんのような女性を口説く男の顔が見てみたい。

ま、そんなこって、その他大勢のお客様に、それはそれは上品に、高貴なシャチョーヒショらしく接しようと努力を重ねたが、さすがに1週間も寝起きをともにするとさすがに隠しきれないものだな。
何日目だったか、同行したお客の一人が言った。

「ウチの会社のヒショってみんなカタくて、近寄りがたいんですよね。だから、シャチョーヒショが同行するって聞いて、も〜緊張してたんですよ〜。いやぁ、ほっとしました」

つまりそれわ、私には、近寄りがたい高貴な雰囲気がないということですか?

「・・・・」

と、客の胸ぐらをつかまんばかりにあたくしが客を問いつめるシーンもあった。

実につまらない思い出ばかりが思い出される。

そうだ、つまらない思い出ならやまほどあるな。よし、続きは明日だ。
2005年08月28日(日)   No.289 (その他)

帰国
無事帰国しました。

時差ぼけ?あたくしを誰だとおもっておる!明日も走りにいくぞ!

2005年08月27日(土)   No.284 (その他)

つかれてまっする
さてもさても不夜城ラスベガスにおいて、日々疲労困憊のみそぎたまえである。

終日走り回って、飲む・打つ・買ういずれのパワーもなく、暇ができると昼夜を問わず部屋でただこんこんと寝ているこの始末。

とはいえ、あたくし、終日ホテルの部屋ですごすことになんの躊躇もない人間なので、実はあんまり気にはならないが、そんなわけで到着以来ホテルから一歩も外へ出ていない。

つことで、ベガス来たってのにあんまりネタがないのだ

つまらん日記ですまんねぇ〜^^;

2005年08月22日(月)   No.277 (その他)

最近のカノジョ事情
最近びっくらこいた、ちょっとまじめな職業に就く某バイク乗り君の話。

先日彼はなにやら小難しい試験に合格したらしく、来春からはちょっぴりお偉くなられるそうな。目つきがとっても悪いので、普段からとっても偉そうに見えるが、なかまうちでは20代半ば超えたばかりの一番の若輩者。しかもこういう職業の人間を手足のように使う気持ちよさもあってか、まわりはジュース買いに行かせたり、アイスクリームを買いにいかせたり、あたくしは「みんなひどいなぁ〜」「かわいそうだなぁ〜」と思うが、しかしまぁ、なんだかんだとみんなにかわいがられている、お得なヤツだ。

彼は、最近とかく忙しいようで、一緒に走りに行くこともめっきり減ったのだが、先日久しぶりに会う機会があった。

そ〜いえば、以前みんなで走りに行ったとき沿道で手を振ってくれた女の子、カノジョだって言ってたよね。元気?仲良くやってるの?

「ええ、元気っすよ。今、進路でなやんで大変なんっすよ」

へっ?

「進路っつ〜か、受験っつ〜か」

おまへのカノジョは、じょしこ〜せ〜なのか???

「そですよ」

いくつんときからつきあってんの?!

「カノジョが17のときからですね」

それって犯罪じゃね?!犯罪っ!?

おう、748R改め謎のボアアップ784R乗りよ、キミはこの事態をどうおもう?

「あ〜・・・・女っすか?オレはカノジョ3人いるんで・・・。来るもの拒まない主義なんすよね」

どいつもこいつもみんなフケツだぞ!たまえちゃん、もう男の人なんて信じられないっ!むき〜っ!

2005年08月20日(土)   No.270 (その他)

ラスベガス
つことで、21日から1週間。シュッチョーでラスベガスにいくことになった。

「たまえさんはも〜アメリカなんて何度も行ってるんでしょ?」なんてよく聞かれるのだが、とんでもございません。

あたくしの渡米歴は2回こっきり。それぞれの滞在期間は1週間程度。行き先は2回ともラスベガスである。
ちなみにハワイも行ったことがなければグアムもサイパンも行ったことがないし、占領下の沖縄も行ったことはない。

厳密に言うと、ロサンゼルスも行ったことがないわけではない。ただ滞在したのが2-3日ぐらいだったせいか、なんも覚えておらんのだ。今思うと、ちいさいことが美しいとおもっているあたくしにとって、アメリカはなんでもかんでもおっきくて巨乳みたいだよな・・・。

だいたいラスベガスというところは、あたくしにとって、ま、多くは語れないが激しくトラウマ・シティ。もう二度と行くことはないだろうと思っていた。だから、今回の事態にあたくしは、正直「お〜まいが〜っ」な気分なのだ。

しかし縁のある街というんだろうか。特に行こうと思っていなくてもなぜか何度も行く機会にめぐまれたり、逆に行きたい行きたいと思っていてもなかなか行くことができない街もある。

そ〜いう意味ではラスベガスは、縁がある街なのかもしれん。

ま、仕事とはいえ、せっかく行くんだから堪能させていただこう。とりあえず手持ちの金を倍にして、バイクのパーツ屋でもいってくるか。

2005年08月17日(水)   No.263 (その他)

終戦記念日 〜つづき〜
残念ながら、次の展開は「火垂の墓」でもなければ「ビルマの竪琴」でもない(楽しいツッコミをありがとう>諸氏)。それどころか、自転車で遭難しかかったことや、方向音痴のベルギー人との出会い、たどりついた電気の通っていない村の話などは、続きの話に全く関係がなかったりする。すみません。

問題はそのバガンの帰りの空港での話だ。

空港は、更地を有刺鉄線で囲んだ中に小さい小屋がぽつんと立っただけの、さびれた施設だった。
手書きの、紙切れのよ〜なボーディングパスをもらった私は、敷地をでて、道路をはさんだ小さい店で水を買い、店先の日陰のないテーブルで暇つぶし。
店は、家族でやってそうな、小さいたばこやみたいな店で、裏には家があり、赤い土のひろがる、どこまでが道路でどこまでが庭なのかよくわからない空き地を、にわとりがばさばさ跳ねていた。暑かった。

その庭からちょうどあたくしが休んでいる店先のテーブルのあるあたりを、ちょっと足をひきずるおじいさんが、ゆっくりいったりきたり歩いていた。この店の家族の人だろう。
おじいさんは、ふと、あたくしに目をとめると、言った。

「日本の方ですか?」

アジアには日本語を流ちょうに話すお年寄りがたくさんいる。話せることを伏せている人や使いたがらない人が多いようだが、何度か旅先でこんな風に話しかけられたことは過去にもあった。そのたびに、日本が占領していた事実をつきつけられるような気がして、私はいつも妙に神経質になる。

だからこのおじいさんが、なまりのない、流ちょうな日本語で話しかけてきたときも、ちょっと狼狽した。

ああ、何か話さなきゃと思うあまり、実にわかりきった、情けないことを私は聞いた。

日本語はどちらで?

「戦争でね。覚えました。日本軍で、通信の仕事をしていたんです」

・・・そうですか・・・

話をどうつなげていいものか、言葉をさがしているうちに、また馬鹿なことを私は聞いた。

日本人は、ずいぶん・・・ひどいことをしたんでしょうか・・・

「そうですね〜・・・もの盗んだり、殴ったり、強姦とかですね。ひどかったですよ」

返す言葉もなかった

「戦争だから、仕方ない」

そう答えるおじいさんの表情は、深いしわや日焼けで読み取れなかった。


アウシュビッツに行き、
ヒロシマ、ナガサキに行き、サイゴン、プノンペンに行き
ナチスに暴力をふるわれた人の話
ナガサキで被爆した人の話
ポルポト兵に家族を殺された人の話

多くの負の遺産をみて、話も自分の耳できいてきた。

だけど、私が泣いたのは、バガンでのこのおじいさんと話をしたとき、これが最初で最後である。
2005年08月16日(火)   No.253 (その他)

終戦記念日
谷間は浅いが奥が深いAかっぷ倶楽部が贈る「終戦記念日特集」


その昔、あたくしがまだギャルと呼ばれていた頃の話である。

ミャンマーの首都ヤンゴンの北500kmにある、バガンという街にいったときのことだ。

雨期で終日雨つづきのヤンゴンに対し、内陸のバガンは赤い土に覆われた砂漠の街だった。たまにサソリがスルスル這っていたり、みたこともない蛍光色の巨大なは虫類が道ばたでじっとしているのを見かけるので、プチ動物園のような気分も味わえるが、しかしとにかく乾いた、ほこりっぽい街だった。

このバガンには有名な仏教遺跡があり、これは世界三大仏教遺跡のひとつに数えられている。バガンへ足を運んだのはその遺跡をみるためである。あたくしは聖なる物や神聖なもの、宗教遺跡などが好きだった。なんと高貴なシュミであろう。おかげで当時は「ホーリーたまえ」などと呼ばれたものだ。もちろんいまそう呼ばれても、一向に違和感はない。

さて、例によってひとり旅をしていたホーリーたまえが、この地でナンパしたのはベルギー人ジャーナリストであった。自称ジャーナリストという人に、あたくしは旅先ですでに7539人ぐらい会ってきたので、真偽のほどについては怪しさ100%だが、ま、ジャーナリストと言っておこう。

我々は、自転車を借りてともにバガンの遺跡をまわろうではないか!ということで意気投合したのだが、こやつは方向音痴のうえ、あろうことか自転車がパンクするという失態をおかしたのだ。

完全に方向を間違えたあたくしたちは、気がつくと砂漠のどまんなかにおり、パンクしていないあたくしの自転車ももはや砂に埋もれて操縦不能。炎天下の中自転車をひきずり、道なき道を歩き続け、しかしとうとう水もそこをつく。「あたしゃこんなところで、方向音痴のベルギー人と一緒に死ぬ運命だったのか?」と、親不孝な自分を嘆き悲しんだ。

そのときはるか彼方に村のあかりが!(←いや、昼間だったがイメージとして。あとで気づくが、そもそもこの村には電気は通ってなかったような気がする)そのとき彼は叫んだ。

「たまえ!見ろ!文明だ!」

文明て・・・ォィ

彼の顔も表情ももう記憶のかなただが、この台詞だけは忘れられずにいる。


はっ!しまった・・・戦争特集といいながらつい話がそれてしまったな。ホーリーたまえは、このあとちょっとした体験をするのだが、続きは明日にしよう。
2005年08月15日(月)   No.245 (その他)

ノリダーへ告ぐ
現在 ボスのノリダー(♂)は海外出張につきオフィス不在である。次の出社は18日(木)。この間あたくしはというと、例によってばっさばっさと羽をのばしているのだが、おお、そうだ!ノリダー(♂)といえば、我がマブダチ・ノリダー(♀)は元気なのであろうか?

YAMAHAフェザー600に乗る美人ライダー・ノリダー(♀)は、スーパー銭湯が大好きだ。ヒマさえあればバイクを飛ばしてスーパー銭湯にに行っているのでスーパー銭湯エンジェルズと呼ばれている。

しかし、あたくしの仲間内では、話がどこでどうかわったのか、いつのまにか

「ノリダー(♀)は銭湯でバイトしてる」

という設定になっていた。

それがいつしか
「彼女は、公衆浴場で働いている」・・・に変化し、そのうち
「彼女は、特殊浴場で働いている」・・・と言われ、最終的に
「彼女は、西川口の特殊浴場で働いている」

・・・というようにきれいに変化してしまった様は、日本語文法講座 ア行五段活用の例文をみる思いだ。

断っておくが、ノリダー(♀)はまっとうなお仕事をする、フツーのギャルなので誤解のないよう。しかし、まっとうなギャルでありながらノリダー(♀)のフェザーのアクラポビッチマフラー(改)は、我らがドカ・耕耘機軍団の最大の敵と化してしまった。

最近ノリダー(♀)はなにかと忙しいらしく、あたくしは一向にかまってもらえないのだが、また、ともに戦える日(?)を心待ちにしているのは耕耘機軍団一同の切なる願いである。

ノリダー(♀)!峠にて待つ!


・・・って、なんなんだこの日記わ。

2005年08月14日(日)   No.244 (その他)

暑中お見舞い申し上げます
日記どころか、もはやフィクションとも言われている、あなたの夜のおかず「Aかっぱ〜日記」執筆者の、みそぎ たまえです。

(「夜のおかず」は、みそぎたまえではなく「Aかっぱ〜日記」を修飾しています。って、注意するまでもありませんでした。すみません。)

日々お暑いなか、みなさま、楽しい夏をお過ごしのことと存じます。十分な水分の補給にこころがけ、体をこわさないようどうかお元気にお過ごしくださいまし。

つことで、ネタがたまってるんですが、なかなかかけませんね〜。
バックデートして書きこんだりしてるので、ヒマな方は2-3日もどってみてください。

それから、メールや書き込みにほとんどお返事できず、インタラクティブという言葉を無視し続けるあたくしですが、多忙につき何卒ご容赦されたく・・・(^^;

さらに申し上げますと、「Aかっぷ倶楽部掲示板の書き込みのしにくさ」について、そらも〜あっちからもこっちからもご指摘を受けております(笑)
その原因は私がほとんど返事をしないことにあると思うのですが、敷居が高い高貴なところではありませんので、遠慮無くあそんでいってください。

でわでわ、皆の衆、よい夏を!


2005年08月13日(土)   No.232 (その他)

暑気払い
暑気払いだ、納涼だ、などと、とかく飲む機会が多い時期である。

アルコールを一切受け付けないあたくしには、この時期の仕事あがりの一杯の冷えたビールのおいしさを楽しむことができないのは、至極残念ではある。

しかし、かけつけ一杯「とりあえず 牛乳 氷なしで!」と叫ぶ自分を、あたくしは誇りに思う。

ということで、今週後半は、3夜連続飲み続き

特に後半2夜は、2日間ともMON8ちゃんとカレシのBIN5君が一緒だったので、あたくしとしては、2夜連続シリーズ もんぱち劇場 を目にし、とてもおトクな気分であった。

もんぱっちゃんは、よっぱらうと根拠無く男性の背後にまわり首をしめあげたり、羽交い締めにしたりするのだが、いかんせんもんぱっちゃんの体はぱふぱふなので、背後からそんなことをされると、も〜たまらん

「うっ・・・うれしいぃ・・・」

と、白目をむいて喜ぶ輩・・・、酔っぱらってこんなオイシイ体験をすっかり忘れてしまう者、うらやましいような悔しいような複雑な思いでみている同性愛カップル、かと思うとそんなことは一向に動じない、別れ上手のダブルX男

もんぱち劇場は人生のドラマなのだ

ちなみに、我々は飲みの席に参加できない方のために、電話やメールで参加できるというサービスも行っているが、たいていこっちが伝えることというと「早く来い!」「何時に合流できるんだ?」ということばかりなので、電話を受けた方は激しくいい迷惑らしい。

とかく非常に個性豊かな友人達に恵まれ、あたくしはとても幸せだなぁとおもいつつ店を出たら土砂降りだったりして、くそう!だれだよ!こんな日に飲もうなんて言ったヤツわっ!おまえらぁ!来週は反省会だ!

暑気払いはまだまだ続くらしい
2005年08月12日(金)   No.236 (その他)

さて、盆だ

うちの福島の実家にも、死んだじ〜さまば〜さまが帰ってくる。しかし、あたくし21日からのラスベガス出張をかかえ、とても実家に帰れる状態ではない。

そんなみそぎたまえの携帯が鳴ったのは木曜日のことである。

「帰れない?あらあら・・・おば〜ちゃんが怒るね。ど〜するの?」

おか〜ちゃんの脅迫に近い電話であった。

「というよりね、帰ってきて、あんたの倉庫にある荷物を少し整理してほしいのよ」

2年間台湾に飛ばされ、帰国したのはかれこれ5年前。引っ越し荷物をそのまま倉庫につっこんでおいたので、実は未だに荷が解かれていないのだ。

「捨てていいものなのかなんだか、まったくも〜場所ばっかりとって」

すっ・・・すみません・・・

「もう5年もたってるんだからいい加減にしてちょうだい。倉庫が一向に片づかなくて困るのよ」

ひぃ〜・・・

「台湾製のオーブンだの、漢方鍋だの、さっぱりわからないものがあって、も〜まいったわ」

いや・・・実はおか〜ちゃ〜ん、私、21日からラスベガスに出張になっちゃったんですよ〜。だからその前にやることがいっぱいあって・・・あの〜・・・とても休めない状態で・・・ぁぅぁぅ・・・

「えっ!?ラスベガス??」

そ〜なんですよ〜。も〜大変で〜。1週間もボス放っていくんで、事前にやっておくことがてんこもりなわけで・・・・

「ちょっとちょっと!ラスベガス??買い物!買い物っ!」

へっ?

「ラスベガス、いいわねぇ!ほら、アウトレットもあるし。私のほしいものわかるでしょ?○○とか××とか、まとめて買ってきてちょ〜だいよ」

あの〜・・・倉庫の片づけわぁ・・・?

「まぁ、とりあえず私がやっておくわ。そんなことより、買い物頼むわよっ!」

お餞別わぁ〜・・・?

「冬物のクリーニング代 数万円。たてかえてあるからね。よろしく」

狭い我が家にオールシーズンの洋服を保管することはできないので、着ない服を実家に送りクリーニングに出し、そのまま保管してもらっているのだが、その請求らしい。

あの〜、母上の所望品、数万円では買えませんがぁ〜

「なんのためのラスベガスなのっ!持ち金、倍にしてきなさい!」

娘が海外いくっていうのに、餞別もなければ「きをつけなさい」のひとこともない、なんと非情な母子関係・・・。うわぁん(T_T) グレてやる(T_T)
2005年08月11日(木)   No.235 (その他)

パワーアップ計画
「オレのレプソルだが、この度5馬力ほどアップした」

昼下がりのヒショのデスクへやってくるSEブチョーシリーズ 第12話(・・・だっけ?)

へっ?SEブチョーの1000RRは、たしかパワーアップキットをつけて、無意味に170馬力とかではなかったですか?

「うむ、さらに馬力アップだ」

馬175頭に曳かせて、いったい何したいんですか?ていうか、そもそもなにを施したんです?

「カーボンのスイングアームカバーをつけたのだ」

へっ?

「美しいぞ!」

いや、だから、それがなぜ5馬力アップ?

「走りに気合いが入る」

意味不明・・・

「おまへも、あの湯たんぽみたいな形の、耕耘機サイレンサー、せめてカーボンカバーしてテルミのステッカー貼っておけ。速くなるぞ」

・・・あほですか?だいたい私はもう、マフラー・ノーマル同好会脱会する予定ですし。ほほほほっ!

「ほ〜、いよいよマフラー交換するのか?やっぱりテルミか?」

ふふふん・・・宿敵サソリ軍団であるSEブチョーにそれを明かすわけにはいきませんね

「笑止!おまへが社外品マフラーなぞ、実に猫に小判だな」

にゃ〜

「おとなしく、カーボンカバーとステッカーにしておけ。テルミの10分の1の値段で、10馬力は確実にアップだ」

むむむっ・・・

「ま、よく考えるんだな・・・ふはははは!」

SEブチョーは去っていった。

いや、考えるまでもありませんってば!早速カーボンのスリップオンカバーの値段をチェックだぜ!ォィ
2005年08月06日(土)   No.225 (SEブチョーシリーズ)

タイヤの恐怖
「走れども走れども
我がライディング うまくならざり
じっと筋肉ついた腕を見る」
(激しく字余り)

納車から1年3ヶ月・・・。まさに「悲しき玩具」な愛しのローラ。
本日報告するは、愚の骨頂な驚愕的事実!

ローラったら走行2万kmイッちゃったのよね・・・・

このことはずっと黙っていようかと思ってたけど、なんてったってAかっぷ倶楽部は自爆ネタの宝庫。恥をさらさずなにさらす?

ま、厳密に言うと1万9千ぐらいなのだが、普段から自分で面倒みられないあたくしは、ちょっと前倒しで嬬恋合宿から帰ってきてすぐ、2万キロ点検をおねがいした。今回はとことん見てもらおうかと、それなりの予算を確保しておいたが、さすがにとんでもない料金に・・・^^;「えっと・・・それとこれは、また次回で・・・^^;」と、引き下がるあたりで、すっかり男っぷりをさげてしまった。

ところで、パンクしたリアタイヤを交換したが、フロントはまだいけそうだからとそのままにしておいたというのは、先日報告したと思う。

フロント:ピレリディアブロコルサ リア:ミシュラン・パイロットパワーという、をを!なんと両雄のコラボレーション!・・・って、こんなかっこわるい話ないっての・・・(--;

しかし、これは点検のときにばっさり斬られた

「フロントタイヤ、交換です。偏摩耗して使い物になりません。タイヤ屋から直接ここに送ってもらってください。いつ手配できます?」

・・・容赦なし・・・(--;

で、結果、フロントタイヤを交換したのだが、も〜、びっくりよ!奥様!

うぉぉぉ!まわるぅぅ〜!倒れるぅぅぅ!いや、こんな倒れなくていいってばっ!こわいってばっ!ぎょえっ!

交換後、炎天下の都心部をタイヤ皮むきに走るみそぎたまえの絶叫は、しかし、うるさいドカのメカ音にかき消されてしまったが、ろくにマシンコントロールできないあたくしには、古い偏摩耗・段減りタイヤで十分なんでないのっ?と思うことしきりであった。なんといっても、フロント変えたおかげで、リアタイヤの端っこのビバンダム君が消えるという、この始末。こわいよ〜っT_T

このままだと、あたくしあっさり転倒してまうんではないでしょ〜か?
こんなあたくしに、誰かはんぐおんをおしえてください(爆)

2005年08月04日(木)   No.211 (ローラの話)

美人OLの謎の死
自慢じゃないが、この夏、あたくしは洋服を一着も買っていない・・・
靴マニアのあたくしが、今シーズン一足も靴を買ってない・・・
さらに下着マニアでもあるあたくしが、これまた今年入って買ったのはぱんつ2枚

ハリー・ウィンストンのピアス貯金(←笑うところです)も、パテックフィリップの時計貯金(←笑うところです)も、全部ローラのために消えていった・・・

「買ったじゃないの、たっか〜いスーツ」

と、勝姐さんは言うが

そら、もしかして、レーシング・スーツ・・・?

そうだよ、オフ用のエンデューロブーツも、ツーリング用のブーツも、夏用のメッシュのレザージャケット・パンツも買ったよ
そ〜だよ、買ったよ、買ったよ、かいましたよっ!

ぐわぁっ!ちが〜う!

こんなのどれもこれも、オフィスには着ていけないし、あれでデートでショッピングとか食事なんかもできないじゃないのっ!なんて涙ぐましい話なのかしらっ!そういえばツナギなんて、まだ一度も着てないわよ

「着て寝ろ」

と、勝姐さんがぷしゅ〜ぷしゅ〜と毒を吐く・・・。この暑いのにあんなの着てねたら、死ぬってばよ

「"美人OL、謎の着ぐるみ死"・・・か」

美人OLとは、これまたね〜さんは正直者だ。しかしツナギってのは、着ぐるみの一種だったのか・・・。さしずめあたくしのツナギなんてウナギのきぐるみ・・・?

転じて"美人ヒショ、謎の死!着ていたウナギの着ぐるみがカギか?"
みたいな感じかね?

なんか激しく美しくないな

とりあえず、いくら今年の一張羅とはいえ、まちがってもツナギきて寝るのはやめておこう・・・

2005年08月03日(水)   No.203 (ローラの話)

冷え性
ボスのノリダー(♂)は、横にも縦にも大きい人なので、夏の暑さは天敵らしい。
おかげでノリダー(♂)とあたくしがいるグランで・ルーム(注1)は、冷房がキンキンに冷えており、皇帝ペンギンが泣いて喜ぶ冬のごとしである。

しかし、冷え性や冷房病とまったく縁のないあたくしにとって、こんな寒さはへのかっぱ。今日もせっせと残業に精を出す。そんなあたくしに、優しいボスのノリダー(♂)は言うのだ。

「早くかえんなさいよ〜」

なにをおっさいます!ボスより先にかえるなんて、あたくしのポリシーに反します

「いや、そんなことより、朝はボクより早くきてほしいよね」

はうっ!

首が冷え性になりそうだ・・・




注1:グランデ・ルーム
社員の間でまことしやかに呼ばれている、ノリダー(♂)とあたくしの仕事部屋の呼称。
スタバで、アイスならまだしもホットドリンクでグランデサイズを頼む恥知らずは、社員多しといえ、ノリダー(♂)とあたくしぐらいであることから、グランデ・チーム。転じてグランデ・ルームと呼ばれるようになったらしい。

2005年08月02日(火)   No.197 (その他)

情けは人のためならず
このところ、ローラの体の使わなくなった一部を、同じ749s乗りの方へ修復用に提供する機会が、立て続けに2度ほどあった

パーツの提供といえば、あたくしの、おしりの形くっきりシートに関しても、「シート交換したからノーマルのあげようか?」と、非常にありがたいオファーをほうぼうからいただいておる。

しかし、諸手をあげて「おおっ!そりゃど〜も!」と、すんなり受け入れられないのは、このおしりマークがあってこそローラなんではないのかなと、まぁ、古傷も時がたてばいとおしい、って話だな。

こんなふうに、変えなくてもいいパーツもあるけど、変えなきゃどうしようもないパーツもあるわけで、これがまたお値段高くてあらしゃられる。財布の傷みはよくわかるからね。あまっていて使わないものならば、どこかで役にたてばいい。まして、それがよく知った人であるならばなおのこと。

世に言う、臓器提供みたいなもんだろう
いや、ギャグにするにはちょっとブラックすぎるな・・・

実はついひとつきほどまえ、本社の人間が会社の帰り交通事故にあい、世を去った。

本人に会ったことはなかったが、仕事上からみがあったので何度かメールもやりとりしており、ことボスのノリダー(♂)に至っては、その亡くなった彼がオフィスを去る前に送ったメールを受け取った人のひとりであったから、衝撃であることこの上なし。

ワールドワイドのオフィスではちょっとした騒ぎだった。

しかし、やれ花だ、やれ悔やみだ、やれ葬儀だなどと喧々囂々な中、彼の残された家族は「物よりも臓器のドナー登録に協力してほしい」と訴える。
彼の家族がそう訴えるバックグラウンドになにがあるのかは知るよしもないが、以来、なんとなくドナー登録について考えることが多々。

そうしたら偶然、臓器提供の意思表示を記録するカードを入手した。小さいシールもついていて、自分が脳死または死亡した際に提供したい臓器に○をつけて、そのシールを保険証や免許証に貼っておくらしい。

腎臓、膵臓、肺、小腸・・・ほぇ〜・・・こんなものまであげられるのね〜。おや?心臓?う〜む・・・あたくしは、心臓はノミの心臓よりも小さいからこればっかりは役にたてそうにないな・・・実に残念きわまりない。
ん?眼球?ふふん・・・あたくしの目は二人分とれるほどでかいぞ!・・・ォィ

ま、そんなこんなで、バイクのパーツと人間の臓器なんて、比較するものではないけれど、いろんな形で多くの人に助けられてきた自分の人生を鑑みるに、誰かが困っていて、そのとき自分に余裕があるのであれば、手はさしのべたいね。これすなわち、過去の人への恩返し。

情けは人のためならず・・・昔の人はいいこと言うねぇ

おおっと!本日は、なんとまじめなAかっぱ〜日記!テレるぜ!

2005年08月01日(月)   No.191 (その他)

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