「オレのレプソルだが、この度5馬力ほどアップした」
昼下がりのヒショのデスクへやってくるSEブチョーシリーズ 第12話(・・・だっけ?)
へっ?SEブチョーの1000RRは、たしかパワーアップキットをつけて、無意味に170馬力とかではなかったですか?
「うむ、さらに馬力アップだ」
馬175頭に曳かせて、いったい何したいんですか?ていうか、そもそもなにを施したんです?
「カーボンのスイングアームカバーをつけたのだ」
へっ?
「美しいぞ!」
いや、だから、それがなぜ5馬力アップ?
「走りに気合いが入る」
意味不明・・・
「おまへも、あの湯たんぽみたいな形の、耕耘機サイレンサー、せめてカーボンカバーしてテルミのステッカー貼っておけ。速くなるぞ」
・・・あほですか?だいたい私はもう、マフラー・ノーマル同好会脱会する予定ですし。ほほほほっ!
「ほ〜、いよいよマフラー交換するのか?やっぱりテルミか?」
ふふふん・・・宿敵サソリ軍団であるSEブチョーにそれを明かすわけにはいきませんね
「笑止!おまへが社外品マフラーなぞ、実に猫に小判だな」
にゃ〜
「おとなしく、カーボンカバーとステッカーにしておけ。テルミの10分の1の値段で、10馬力は確実にアップだ」
むむむっ・・・
「ま、よく考えるんだな・・・ふはははは!」
SEブチョーは去っていった。
いや、考えるまでもありませんってば!早速カーボンのスリップオンカバーの値段をチェックだぜ!ォィ
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