結局ギャンブルもやらず、もっていった水着を着ることもなく、ヒマがあればこんこんと寝てすごしてしまったラスベガス。 帰国後一昼夜があけ、思いめぐらす旅のおもひで・・・って、なんもねぇよ・・・
今回の出張のあたくしのミッションは、お客さんのアテンドである。 ウチの会社は、年に一度、1週間に渡る大きいイベントを開催する。アメリカ東海岸と西海岸で2年づつ交互に開催されるのだが、今年は西海岸、ラスベガスでの開催であった。
エンジニア向けのセッションが多いので技術系社員が10数人。それに加え通常お客さんが10数人ほど参加される。例年担当の営業が同行するのだが、今年はどういうわけかあたくしにおはちがまわってきた。 結局日本からは12人のお客さんと12人の社員総勢24人となり、このツアーの面倒をみる。これが今回のあたくしのミッションであった。 お客さんはみんなとっても楽しくていい人達だったので、苦労をすることなく無事終えることができたのは何よりである。
むしろ世話のやけるのは社員のほうで 「みそぎ〜!大変だ!クレジットカードをなくしちまった!」 まったくどこのシロウトなんだか世話のやけるどあほ〜社員もおり、大騒ぎしたとおもったら、案の定スーツケースの中から出てきたとかで、これまた迷惑きわまりない。 この社員には、はためいわく手数料として、帰国後焼き肉をおごってもらうことになっておるのがせめてもの救いだ。
それにひかえ、お客さんであったギャルのレイコちゃんはちょ〜かわいい女の子で、昨今まれにみる、育ちのよさがにじみ出るそらも〜素敵な素敵なお嬢さんだった。あ〜いう女の子を見ると、よし!あたくしもこれからあ〜いう女性になるべく努力をしよう!と思うのだが、それはもうウルトラマンよりひどいもんで3分ももたん。 あ〜・・・たまえちゃんは消えてしまいたいよ・・・_| ̄|○と、何度思ったことか・・・・。 レイコちゃんにカレシはいないと言っていたが、ありゃそんじょそこらの男は手が出せんだろう。つか、レイコちゃんのような女性を口説く男の顔が見てみたい。
ま、そんなこって、その他大勢のお客様に、それはそれは上品に、高貴なシャチョーヒショらしく接しようと努力を重ねたが、さすがに1週間も寝起きをともにするとさすがに隠しきれないものだな。 何日目だったか、同行したお客の一人が言った。
「ウチの会社のヒショってみんなカタくて、近寄りがたいんですよね。だから、シャチョーヒショが同行するって聞いて、も〜緊張してたんですよ〜。いやぁ、ほっとしました」
つまりそれわ、私には、近寄りがたい高貴な雰囲気がないということですか?
「・・・・」
と、客の胸ぐらをつかまんばかりにあたくしが客を問いつめるシーンもあった。
実につまらない思い出ばかりが思い出される。
そうだ、つまらない思い出ならやまほどあるな。よし、続きは明日だ。
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