このところ、ローラの体の使わなくなった一部を、同じ749s乗りの方へ修復用に提供する機会が、立て続けに2度ほどあった
パーツの提供といえば、あたくしの、おしりの形くっきりシートに関しても、「シート交換したからノーマルのあげようか?」と、非常にありがたいオファーをほうぼうからいただいておる。
しかし、諸手をあげて「おおっ!そりゃど〜も!」と、すんなり受け入れられないのは、このおしりマークがあってこそローラなんではないのかなと、まぁ、古傷も時がたてばいとおしい、って話だな。
こんなふうに、変えなくてもいいパーツもあるけど、変えなきゃどうしようもないパーツもあるわけで、これがまたお値段高くてあらしゃられる。財布の傷みはよくわかるからね。あまっていて使わないものならば、どこかで役にたてばいい。まして、それがよく知った人であるならばなおのこと。
世に言う、臓器提供みたいなもんだろう いや、ギャグにするにはちょっとブラックすぎるな・・・
実はついひとつきほどまえ、本社の人間が会社の帰り交通事故にあい、世を去った。
本人に会ったことはなかったが、仕事上からみがあったので何度かメールもやりとりしており、ことボスのノリダー(♂)に至っては、その亡くなった彼がオフィスを去る前に送ったメールを受け取った人のひとりであったから、衝撃であることこの上なし。
ワールドワイドのオフィスではちょっとした騒ぎだった。
しかし、やれ花だ、やれ悔やみだ、やれ葬儀だなどと喧々囂々な中、彼の残された家族は「物よりも臓器のドナー登録に協力してほしい」と訴える。 彼の家族がそう訴えるバックグラウンドになにがあるのかは知るよしもないが、以来、なんとなくドナー登録について考えることが多々。
そうしたら偶然、臓器提供の意思表示を記録するカードを入手した。小さいシールもついていて、自分が脳死または死亡した際に提供したい臓器に○をつけて、そのシールを保険証や免許証に貼っておくらしい。
腎臓、膵臓、肺、小腸・・・ほぇ〜・・・こんなものまであげられるのね〜。おや?心臓?う〜む・・・あたくしは、心臓はノミの心臓よりも小さいからこればっかりは役にたてそうにないな・・・実に残念きわまりない。 ん?眼球?ふふん・・・あたくしの目は二人分とれるほどでかいぞ!・・・ォィ
ま、そんなこんなで、バイクのパーツと人間の臓器なんて、比較するものではないけれど、いろんな形で多くの人に助けられてきた自分の人生を鑑みるに、誰かが困っていて、そのとき自分に余裕があるのであれば、手はさしのべたいね。これすなわち、過去の人への恩返し。
情けは人のためならず・・・昔の人はいいこと言うねぇ
おおっと!本日は、なんとまじめなAかっぱ〜日記!テレるぜ!
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