秋も着々とふかまりつつある、菊薫る10月の空の下
ひとりは鉄の馬を駆り ひとりは本物の馬に夢を馳せた
オートショップアオヤマさんちは、筑波ロードレース選手権第五戦&に参戦。春の第一戦にはじまり、いよいよこれが最終戦であった。 しかし、過去4戦連続ポルシッターの名をほしいままにしてきたオートショップアオヤマさんちも、今回はなんとポールを逃すという初黒星!
筑波のアオヤマさんちが借りたガレージの、汚れた床についたシミは、エンジンオイルだったのか、はたまたライダーとクルーの涙の跡だったのか・・・・
だが、タダでは転ばないのがこのチームのすごいところだ
なんと、鉄の馬より本物の馬に夢を馳せる漢(おとこ)、プリンアラモード氏が菊花賞で大勝利を収めたのだ。プリン氏は、赤鉛筆の先をなめながら競馬新聞を穴があく ほど見つめ、ほとんどレースそっちのけだった・・・ということは、おそらくないと信じている。
本日の彼の勝利はそればかりではない。
観戦に来ていたギャルがどういうわけかプリン氏に夢中になってしまったという、大逆転!
彼女は、
「ねぇ〜・・・プリンマ〜ン」
なとど甘い声を出してしプリン氏の首に腕をまわしてからみつき、あろうことか、昼寝をする(←つか、するなよ)プリンさんに添い寝をするという大胆さ。誰もが度肝を抜かれたらしい。 まんざらではないプリン氏ののびた鼻の下に、まわりの男性陣の嫉妬の炎はさぞかし天をも焦がす勢いだったに違いない。
ただ、そのギャルがの年齢が8歳だったということは、彼の名誉のためにも、ここだけの話にしてほしい。
かくして、第一戦のポールシッターは、かなり異なるフィールドではあるが、最終戦でもまた、華々しい戦果を残すことになった。
かくいうあたくしは、3戦よりこのかた、ピットで手伝うことはおろか、応援に行くこともできなかったのだが、しかし打ち上げには全5戦きっちり参加した。・・・のは、あまり偉そうに言えないかもしれない。 とにかく3戦以降現地に行っていないので、まともなレポートがかけなかったのが残念至極である。
しかしだ! いよいよ、レースのフィナーレを飾る筑波耐久ロードレース、その日がやってくる。 これからレース当日まであけてもくれても飲み会ミーティング、飲み会ミーティングそして飲み会ミーティングだ。ライダーもクルーも寝るヒマなどない。
オートショップ・アオヤマさんち名物(なの?)、地獄の耐久レース。どうかレポートを楽しみにしていてくれ。
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