あたくしのお友達のノキコ女史は、世の中の甲殻類の敵といわれるほど、エビ・カニが大好物。彼女の飽くなき甲殻類への欲求を放っておいたら、海洋生物の食物連鎖が崩壊するのではないかと心配になるほどだ。
あたくしはそこまでの執着はないが、ま、人並みにカニもエビもすきではある。
一昨年の冬、北海道に行った折、タラバ蟹を一匹買ってきて家で食べたが、家中カニ臭くなり、しまいにはほじるのにも飽きてきて、なんだかあまり楽しくなかった。 やはりカニは店で食べるに限る。よし!今年は北陸へカニを食べにいこう!とおもいつつ、冬も終盤を迎え、すっかりうなだれてしまう今日この頃。
そんな折、先日、かに道楽にいく機会があった。
そこであたくしが見た衝撃の一品。それはプリプリのタラバカニでもなければ、透明に輝くズワイガニでもない。 そう、そこで見たものはカニの身を取り出すあの道具。
かに道楽オリジナル・カトラリー。名付けて!
ホジホジ!
・・・ォィ・・・・(--;
しかし、このスティックの柄の部分に「ホジホジ」と焼き印がおされているあたりに、「オレはホジホジだ!」というしっかりとした自己主張が感じられる。 おそらくこのカトラリーが「ホジホジ」として市民権を得る日は、そう遠くないだろう。
来年はこのホジホジをもって、必ず北陸へカニを食べに行こう
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