7月28日(木)はうなぎの日であった
いや、ちがう。あたくしを含め、世間はうなぎの日と勘違いしているが、丑の日だ。 幼少のみぎり、あたくしは祖母より「丑の日には「う」のつくものを食べなさい」と言われて育ってきた。だから、うどんとか、うめぼしでもいいとおもっていたのだが、思えば子供にウナギなど喰わせまいとする祖母の作戦であったのだろうか。祖母亡きいまとなっては、問いただすすべもないのは悔やまれる。今度恐山で呼んでもらってきいてみよう。
ちなみにあたくしは恐山で、死んだおじいちゃんを呼んでもらったことがある。おじいちゃんはすっかり南部弁をマスターしていて、あたくしはとても驚いたが、あの世で元気にくらしているようだった。
ついでにチェ・ゲバラを呼んでもらおうと思ったが、ゲバラがばりばりの東北弁話したら100年の恋も冷めるような気がして、やめておいたのは賢明だったと、今でも思っている。
さて、ウナギ屋といえば、ウチの会社のそばにも有名なウナギ屋がある。
「日テレ通りに、うまそ〜なウナギ屋があるな。ありゃ、なんて店だ?」
前のボスに聞かれたことがあった
ああ、あそこは老舗ですよ。そういえば行ったことあるけど店の名前知らないですねぇ
その店の畳3畳もあるであろう大きいのれんに「う」と書いてあったので、きっと店の名前は「う」だろうと本気で思ったあたくしは、
たぶん、「う」じゃないすかね?
「どあほ!うなぎ屋の看板は「う」って書いてあるにきまってるだろがぁっ!だいたい、世の中にそんな名前の店、あるわけね〜だろ!」
返す返すも口の悪いボスであった。
なんてことを思い出し、そういえばウナギといえばツナギであるな。
おかげさまにてあたくしのクシタニ・ツナギ、発注より3ヶ月にしてやっと完成。先日クシタニ世田谷店に取りに行って参った。じみ〜な真っ黒の、まさにウナギみたいなツナギなので、今更ながらみなさんからいただいた役に立たないアイディアの数々が非常に恋しく思われる次第。
そのうちウナギデビューする予定だが、しかし、ツナギ着て公道走ってこんなに遅いSBK乗りもいね〜だろうな・・・。まったく、なんてもの作ってしまったんだ。萎えるぜ。
ウナギは精力つけるもんだと思っていたがなぁ・・・
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