それにしても日本勢が総崩れでさっぱり盛り上がらないトリノオリンピック
オリンピック好きのあたくし(←実は)にとっては、実に寂しい限りだ。なんとか楽しみを見いだすべく、連日テレビにかじりついていろんなスポーツの中継をみているのだが、興味深いスポーツを発見した。
スピードや高さ、美しさを競う華やかな舞台の片隅でひっそりと行われ、もはやスポーツと呼んでいいものかわからないそれ・・・そう・・・カーリングだ
カーリングが実に楽しい競技であることを見いだしたので、今日はこのカーリングを楽しむ方法を紹介したい。
【楽しみ方その1】 まず開催国イタリアの盛り上がり。こんな地味なスポーツで、ギャラリーにウェーブを起こせるのはイタリア人ぐらいだ。ポイントはそのイタリアが(いまのところ)全敗して最下位にいること。
【楽しみ方その2】 ソルトレイクオリンピック金メダルのイギリスは要チェックだ。特にイギリス(女子)キャプテン。目つきの悪さ、猫背、そしてハスキーボイス。「うぉ〜!うぉ〜!」と絶叫す彼女は、ラリったジャニス・ジョプリンを彷彿させる。機会があったらぜひじっくり見てほしい。BGMは「サマータイム」がいいだろう。
【楽しみ方その3】 解説がすばらしい。ゲームのポイントを的確にわかりやすく説明しているので、特にカーリング・ビギナーは解説に耳をかたむけよう。 しかし本橋麻里選手を「マリリン」と呼ぶ実況アナウンサーはいただけない。「さぁ!マリリンの登場です」「きました!マリリン・ショット!」これは視聴者への挑戦なのだろうか?
【楽しみ方その4】 掃除ブラシと漬け物石で代用できそうなスポーツには、この上ない親近感を覚える。さらに競技人口が少ないこと、年をとってもできることから、「私もカーリングでオリンピック目指しちゃう?」という、幅広い年齢層に夢を与えるに違いない。かくいうあたくしもカーリングを始めようと本気で思ったのはここだけの話だ。
【楽しみ方その5】 ルールが簡単。初めてにもやさしくわかりやすい。2手3手先を読みながらやるこの頭脳ゲームは、しかし人間性が如実に表れる。その陰湿さにほくそ笑んだらあなたも立派なオトナということだ。
いや、まじめな話(上の5つもまじめなんだが)、日本女子のカーリングの活躍はすごいぞ!願わくばもっと早くから調子が出ていればよかったんだがなぁ〜・・・
とにかく、ルールはすぐ覚えられるから、あなたも見るよろし!
※写真は、カーリングのストーンではなく漬物石
|