このたび、オートショップアオヤマさんちではお客様感謝デーというのが開催された。会場にてあたくしの度肝をぬいたのは、ツーリスト・トロフィーに熱中し59秒台をたたき出すヤング・ナカヤマの姿でもなく、はたまた、島田のかつらをかぶり名実ともに女将になりきった女将の姿でもない。
そこにあったものは、地面すれすれまでのバンク角で倒れ、支えられているCBR600RRの姿であった。
名づけて「筑波1ヘアバンク角体験マシン」
これにまたがると、平○さんが実際にレースで走っているときのバンク角を体験できるのだ。
まぁ、遠心力がかかっていないので、実際またがるとずるずる腰がおちてきてしまうのだが、バイクってこんなに傾くもんなんだな〜・・
それにしても、よくもまぁこんなスタンドを作ったもんだ。
そう・・・こんなスタンドを作った男は、彼しかいない・・・子供以外はなんでも作るワンオフマイスター・アルムおんじ。その人である。
う〜む。これはすごいなぁ。って・・・よく見ると、けっこ〜ただのなんてことないスタンドなんだな・・・ と、ぼそっと言ったつもりが、アルムおんじの耳に入ってしまった。
「ただの?なんてことない?」
アルムおんじの目が鋭く光った
いっ・・・いえっ!いや、ぜひあたくしのローラ号にもかようなスタンドを作っていただきたくっ!
言い訳ではなく、常日頃より、アルムおんじに何か作ってほしいな〜と思っているのだが、いかんせん経験値が低いあたくしはなんも思いつかないのだ。 まきびし散布キットや転倒脱出キットは高価すぎてつけられないし、オフ車用のジャンプボタンはてんちょ〜にまだ早いって言われちゃったし。
その点、「ローラ号・筑波1ヘアバンク角体験スタンド」ってのはいいアイディアかもしれんな。それにこれはハングオンの練習にも最適だぞ!
ていうか、その前にフツーのスタンド買おうぜ、フツーのをよ〜
※写真は、アルプスの山小屋でパーツを作るアルムおんじ。ちなみに本文に登場するアルムおんじはもっともっとヤングである。
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