A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



こだわりの局所麻酔


テレビを見ていてなんとびっくり!最近は、心臓の手術も局所麻酔でやるらしいぞ。アウェイク手術と言われるこの方法は、全身麻酔に比べて体への負担が少なく、回復も早いそうな。

体への負担が少ない?だぁ?

あぁ、確かにフィジカルには負担はないだろうさ。しかし本日は、局所麻酔がもたらすメンタルなダメージについて、激しく語りたいとおもう。

この1年半ほどの間、あたくしは小指の関節を骨折し2度手術をしたが、一度目は局所麻酔、二度目は全身麻酔であった。

その局所麻酔の悲惨なありさまは、聞くも涙、語るも涙である。

手の局所麻酔は、脇の下に注射をするんだが、これがも〜痛いというよりキモチワルイ。針でぐりぐりと神経を探し当て、神経にあたるとビンゴ!

たまえ 「ぎゃ〜っ!」

先生 「よしっ!ゥムッ」

「よしっ!」じゃねーっつの!

これがどんなかっていうと、肘をぶつけたときにビリビリっとくる、まさにアレ。これを数回繰り返すのだが、まったく全身から変な汗が出る始末で、あたくしは世に言う「拷問」というものを実体験したのであった。

さらに手術室は非常に低温で(菌を繁殖させないよう温度を低くしてあるらしい)、腕はむき出しだからだんだん体が冷えてきて、寒いのなんの。それに固定された腕はしびれを通り越して痛いし、体はうごかせないしで、も〜げんなり。

しまいには先生ってば

「あ、やっちゃった エヘ♪」

なんて言うもんだから、麻酔をしなくても気を失いそうになっちゃったって話さぁ。

手術が終わってから、「はい、おわりましたよぅ〜。起きてみて〜」と、横になった体の上にぽんと腕をのせられたが、全く感覚のなくなった腕を見てさわってびっくり仰天。腰がぬけて気絶寸前であった。

まぁ、手術中に本を読ませてくれるとか、iPod持ち込ませてくれるとか、DVD観られるとか、看護師さんが話し相手になってくれるとか、あるいは、術部をモニターに映して実況し患者に見せてくれるなど、様々なサービスがあれば、多少、局所麻酔の可能性について考慮しないこともないこともない。

いずれにせよ、局所麻酔で味わう地獄の苦しみ、おしてはかるべし!

お願いだ!手術中はガッツリ眠らせてくれ(T_T)

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2007年02月25日(日) No.96 (未分類)

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