A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



スッチーとライダー


そういえば、あたくしの現在の職場には、いまはCAとかいうらしいいわゆる、スッチーさんがうようよしておる。
若くてキレイで愛想たっぷりのこのおじょ〜さんたちは、実に目の保養で、弊社のチョー悪オヤジたちも

「あの訓練用のピンクのツナギはカワイイのぅ〜」

などと、鼻の下をのばしている。

「それに引き替え、アメリカのキャリアはばぁさんだらけだからな・・・(ぼそっ)」

オヤジたちは米系キャリアの機内サービスを密かに「グランドマザー・サービス」と呼んでいるらしい。

それはさておき、あたくしの職場にいるプリティなスッチーたちはきまって髪の毛をぴっちりひとつにまとめておだんごにしている。
アルファベットのShimoさん曰く、あれをほどくのは男のロマンだそうだ。

「いやぁ〜夢だなぁ〜・・・スッチーのおだんごヘア(*^^*)エヘ」

でました誇大妄想。あんなのほどいたって、さらさらっと髪がほどけておちてくるわけじゃないですよ。
まして日系キャリアのスッチーさんなんて、指導が厳しいから髪一本たりともほつれたら大変なことになるわけでしょ。てことは、も〜ハードスプレーでがっちがち。

「げっ!ということは・・・?」

ほどいた瞬間、100年の恋も醒めるに1万点(-_-)

「・・・」

とはいえShimoさんがアホウな妄想を抱くのも、わからないでもない。

バイクに乗る前のことだが、ヘルメットをはずしたあと、手で長い髪をかきあげるという儀式に、あたくしも幻想を抱いていたからな。
ま、実際、髪はぺったんこになってるし、ヘルメットからでている部分は絡まって指も通らないような始末なのはご存じの通り。
まして夏など、大変なわけで、ヘルメットをはずして髪をかきあげようものなら、スプリンクラーのように汗がスプラッシュだ。

おだんごヘアもそんなもんさ。ふん。

まぁ、カワイさってところで、スッチーとライダーなら確実にスッチーに軍配があがるけどね。

※写真はみたらしだんご。本文とは関係ありません。

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2007年02月22日(木) No.94 (未分類)