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ST600 の予選を、プリンアラモードさんの指示で急遽ドライに変えたのはみごとな英断であった。
予選開始後数分で、レインで出たライダーたちが続々とピットイン。ドライタイヤに変えて再スタートを切ったときにはすでに予選残り時間も半分。
その点ブンゲンさんは、スタートこそ出遅れたが、まわりがタイヤを交換している間にウォームアップはすんでおり、すでにタイムアタックができる状態。いい調子でタイムをあげ、決勝の10番グリッドを確保した。
けっこういいところいけるんじゃないの? ま、当然でしょう フロントかえて、58秒は固いって言ってたもんね うちのおか〜ちゃんに、男を上げるって誓ってたしねぇ バイクを降りると、チンピラというよりキンピラごぼうだけど、走ってるときだけはかっこいいからなぁ そうそう!ブンゲンさんかっこいいん!(← ノリダー(♀))
ピットの期待を一身に背負い、さぁ、ゼッケン30 オートショップアオヤマ・(タイムでは)NO1スプリント・ライダー!キンピラ・ブンゲンがいよいよスタート! ブンゲンさんは男を上げることができるのかっ!それともAかっぱー日記のネタに成り下がるのかっ!?
シグナルブルー!GOOOOOO!!!(←ロッシ風) ブンゲンさんが10番グリッドからとびだしたぁっ!おーっと!これはいきなり!
フライング〜っ!!
・・・・レースはスタート1秒で終焉を迎えた・・・・
+++ * ゼッケン 30は、国内競技規則 付則4 18-2違反(ジャンプスタート)により、国内競技規則 32-1-3(ストップ&ゴーペナルティ)を適用した。
陸上や競泳とちがって、再スタートがないモータースポーツ。フライングしたライダーは、一度ピットロードにもどるというペナルティが与えられる。 2周目を終えてピットロードに戻ってきたブンゲンさんは、ほとんどやけくそなのだろう、軽くレッドに入ったと思われる強烈な空ふかしを「ばぉん!!」と一発。再度猛スピードでコースインしていった。
猛スピードでコースイン・・・そう、これが後にさらなる悪夢を生んだことは後述しよう
さて、コースインしたブンゲンさん・・・現在順位さんじゅう・・・何位・・?もはや数えるのもおっくうだ。要するに最下位だろ。最下位。
「いいえ!まだよ!わからないわ!だってヒラタさんが31台ゴボウ抜きというのをやったことあるじゃない!」
ノリダー(♀)がまたとんでもない古い話をもちだした。そんな15年も前の話、すでにニッポン昔話だ。おまえは市原悦子か?まったく、坊やよい子だねんねしなだ。
「うむ・・・キンピラだけに、期待できないこともないけどね・・・」
最終的にブンゲンさんは 9台ほど抜きに抜いてレースを終了。お疲れ様!と、迎えようとおもいきや、彼は2人のオフィシャルに両腕をつかまれ、そのまま仕置き部屋に連行された・・・。え?なんかあったの?
* ゼッケン 30は、特別規則 第39条違反(ピットロードの速度違反)により、国内競技規則 32-1-2(罰金3千円)を適用する。
ピットロードは60kmという制限速度がもうけらているのだが、先述したとおり、ブンゲンさんはペナルティで再スタートしたとき、ピットレーンで鬼のように暴走。本日2度目のペナルティである。
「罰金3,000円は今、ここで払ってください」とオフィシャルに言われ
「現金なんかもってないっすよ!だいたいレースするとき、ふつ〜財布もって走んないでしょ〜っ?!!」
ブンゲンさんはへりくつをこね逆ギレしたらしいが、とりあえず、次回から走るときは財布をもったほうがいいかもしれない。
さて、こんな調子で終わった筑波ロードレース選手権第二戦。でも、きっと第三戦ではリベンジしてくれると信じている。だってブンゲンさんはいつだってナンバーワン♪だもんね(はぁと)
(あ、いつだってナンバーワン♪はプリンさんだったっけ)
(おわり)
2005年6月9日(木)
No.749
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NEW爆音娘
[E-Mail]
2005/06/09/12:08:41
No.751
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キンピラ
[E-Mail]
2005/06/09/22:56:53
No.752
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