|
|
6月4日(土)の筑波は、あいにくの空模様。朝からぱらぱらと雨が降り始め、回復するどころか、雨足がどんどん強くなる。
本日、TC600 クラスで公式戦初デビューを飾るヤング・ナカヤマ・・・実は「歩く逆てるてる坊主」という異名をもつ、オートショップ・アオヤマ随一のレインマンである。ヤング・ナカヤマあるところに豪雨あり!おいらはドラマーではないが、まさに嵐を呼ぶ男なのだ。
せっかくのデビュー戦が雨とはなんとも不幸きわまりないが、残念ながら彼はレインマンである自分自身をのろうしかない。
+++ さて一応、ここでレースのおさらいをしておこう
TC600クラスというのは、4気筒600ccの市販車ベース車両のクラスで、筑波での公式タイムが1分4秒以上の人がエントリーできる。レースの優勝者および4秒をきったライダーは、TC600卒業となり、二度とこのクラスではしることはない。(だよね?)
一方ST600クラスは、同じく4気筒600cc市販車ベース。1分4秒未満のライダーで争われる。筑波の選手権ではエントリー台数も最も多い、花形クラスだ。(だよね?)
予選はいずれのクラスも15分。15分間好きなだけ(?)走り、それぞれのベストタイム順で決勝のグリッドが決まる。(だよね?)
決勝は15周。一番早く15周したひとの勝ち(だよね?)
と、若干いいかげんだが、だいたいこんな感じだ
+++
そんなこんなで、雨足が強くなる筑波サーキット。TC600 の予選がスタートした。ところが予選開始後すでに5分が経過し、4周目に入るライダーもいるというのに、ヤング・ナカヤマはまだ出走しない。 ヤング・ナカヤマさんっ!どうしたのっ!もう時間がないわっ!早くでないとっ!! ピットでノリダー(♀)が叫ぶ。
「フッ・・・・・ボクがこのクラスのベストタイムを出すには5周もあれば十分さ・・・、いや・・・4周かな・・・?」
でもっ・・・!
「わかったよ・・・あわてんぼさん。しかたないな。どれ、ポールポジションを、てんちょ〜にプレゼントしてやるか・・・」
ヤングさん・・・すてき・・・!
・・・という気味の悪い会話が二人の間にあったかどうかは不明だが、予選開始後6分、土砂降りの中、ヤング・ナカヤマが(やっと)出走した。
そして4周目にはあっという間にトップに躍り出て、そのままチェッカーフラッグ。 皆様ご声援ありがとうございます。おかげさまにて オートショップ・アオヤマ、1戦目のプリンアラモード氏につづいて、ヤング ・ナカヤマがTC600 クラスで予選1位通過&ポールポジションをゲット!!!
それにしても昨年秋の、筑波500km耐久でレースデビューしてからわずか半年。ヤング・ナカヤマは着々と成長しつづけた。
落ち着かないのは、第一戦でポールをとりながら4位に終わったプリンアラモード氏だ。 「くそう・・・ここでヤング・ナカヤマが3位以上になったら、オレの地位が危うい・・・」いや、プリン氏だけではない。一応、オートショップアオヤマNO1ライダー・ブンゲンさんの表情も心なしかこわばっている。 「俺のライバルは忠夫レーシング國川でもTeam Plus One中村でもない・・・。最大のライバルは、ヤング・ナカヤマ!身内だったのかぁっ!」
もはや、身内の泥仕合と化してきた筑波ロードレース選手権第二戦。話はまだまだ続くぞ!
(つづく)
2005年6月6日(月)
No.738
|
|
タロウ
2005/06/07/19:44:39
No.740
|
オートショップ・アオヤマさんちって、みんな凄いですよ。 そんなに速い人ばかりのショップなんて、そうは無いと思うなぁ。 ちょっと行ってみたいかも。(笑)
後、レインタイヤは止めた方が良いです。悪い事は言わないから。 理由は、長いのでハネられたので、もう書けない。(爆)
|
|
たまえ
2005/06/08/12:22:05
No.744
|
>ちょっと行ってみたいかも。(笑)
おおっと!耕耘機軍団も、サソリレッドへ宣戦布告かぁっ!?
|
|
|
|
|
ちょっと余談・・・
ヤング・ナカヤマは、豪雨の中、川のようになったコースをあんなにバンクして走ってたけど、レインタイヤってすごいなぁ・・・
あれ履いてりゃ、雨の日もレプリカで峠ツーリングとかできちゃうのかな?
これから梅雨に入るにあたり、アオヤマさんちには、
「レインタイヤで走る伊豆箱根・アメニモマケズ・カゼニモマケズなツーリング」
などを企画してほしいものだ。うむっ!
2005年6月6日(月)
No.739
|
|
|
|
|