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オートショップアオヤマの身内の泥仕合と化してきた筑波ロードレース選手権第二戦
TC600 では最終的にヤング・ナカヤマ、決勝2位。しかも、TC600クラスで優勝者よりも速い最高ラップタイムをたたき出したということで、ブンゲンさんとプリンさんの心中おだやかでない。
翌日の夜の打ち上げのときには、ブンゲンさんがヤング・ナカヤマの髪型を「エリンギあたま」「キノコあたま」などと言い、走りとは全く関係のないフィールドで一生懸命戦おうとしていたのは、実に痛々しい話だ。
ところで、オートショップアオヤマさんちはTC600で2戦連続ポールポジションをとったにも関わらず、2戦とも優勝してないというこの事実に、妙な噂が立ち始めている・・・・
「ASアオヤマのてんちょ〜って、ポール・ポジション・フェチらしい」 「あっ、聞いたぞその噂。ライダーはPPとるのが絶対使命なんだそうだ」 「ていうか、優勝はしなくてもいいのか?」 「いや、入賞さえもどうでもいいって聞いたぞ」 「第三戦は、TC600でPPとれるヤツを、オーディションするって噂だぜ」 「PPに固執する理由ってなんなんだ?」 「筑波のPPって、なんかあるんじゃねぇか?」 「ある時間にPPに立った時に見える太陽の光が、徳川の埋蔵金の場所を指すとか?」 「江戸時代に筑波サーキットね〜だろ?」
・・・噂が噂を呼んで、今筑波ではオートショップアオヤマの謎として、一部マニアの間で話題になっているらしい。
てんちょ〜はポールポジション・フェチではないし、徳川の埋蔵金ねらいなら、てんちょ〜は女将とこっそり2人だけで探しにくるはず。いや、まてよ、きっと女将にも話さないに1万点だ。
ま、理由はともかく、ここまできたらTC600 ポールポジションは全戦、オートショップアオヤマがいただくぜ!
さて、そろそろST600の話をしなくてはなるまい。
ブンゲンさんの走る、ST600 予選直前、雨が突然やんで、みるみるコースが乾 いてきた。 いま履いているタイヤはレインタイヤ。出走するほかのバイクの9割がレインのままだ。ここで変えるか?このままレインでいくか?しかしもう予選開始まであと30秒!
さぁ!どうする?どうする?どっち?どっち?どっち〜?
そこへ、コースを眺めていたプリンさんが走ってきて叫んだ。 「ドライだ!!レインじゃもうだめだ!モトパチ!タイヤ交換だ!」
おおっ!ここで、耐久で鍛えたモトパチ君の電光石火なタイヤ交換が見られるとは!
ここでプリンさんがフロントのキャリパーをはずし始めた
うわわわわ!プリンさんは、さわっちゃだめなんじゃないのっ?
実はプリンさんにネジをいじらせるのははっきりいってキケン行為。 彼がネジをまわしたバイクは、走行中にタイヤがはずれそうになったとか、バーハンがはずれそうになったとか、ついでに満腹中枢のネジもはずしてしまったなんてことはしょっちゅう起きる。
あぁ・・キャリパーがはずれちゃったり、タイヤがずれちゃたりしたらどうしよう・・・?最終コーナーで中を舞うRRを想像し、めずらしくあたくしはブンゲンさんに同情したが、しかしいまここでプリンさんにやってもらう以外、選択肢はない・・・
よし!いけっ!
予選スタートから遅れること3分。ブンゲンさんがコースイン!
「南無・・・」と、プリンさんに気づかれないよう、ピットの全員がブンゲンさんの後ろ姿に手を合わせたことは、プリンさんには内緒にしておこう。
(つづく)
2005年6月7日(火)
No.742
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ワガドゥ
2005/06/08/04:14:07
No.743
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ワガドゥです。ガーナ人です。ちょうどテーブル席でイシャルと聞いていました。打ち上げも終盤の頃、確かにおやじライダーズはナカヤマさんにライディングフォームのダメ出し、使用ギアのダメ出しと続き、そしてそれは髪型にまで及ぶという暴挙に出ていました。でも、この攻撃はボディーブローとしては効いていたらしく、ナカヤマさんはへこんでいました。まだしばらくの間は、おやじライダーズの天下は続くと思いました。
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