A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



おと〜ちゃん、蜂を育てる


この日記にはあたくしのおか〜ちゃんはよく登場するが、おと〜ちゃんがさっぱり出てこない。そのためおと〜さまはいらっさらないとの噂がたっていたようだ。

しかしおかげさまでおと〜ちゃんは健在で、おか〜ちゃんとともに元気にふぐすまで暮らしておる。

そして稼業をほったらかしで、竹炭を焼いたり、野菜をつくったり、蕎麦うちしたり、なんと最近は養蜂もはじめたらしい。「いやぁ、蜂にさされて大変大変、うはははは」などと言っているあたり、いったいこの人は何を目指しているのであろうか?

さて、この度そのおと〜ちゃんの手作りのはちみつを入手した。

あたくしははちみつが好きで、よく消費するほうだとおもう。国産はとて〜も高いが、かといって輸入品はちょっと抵抗があるので、おと〜ちゃん手作りはちみつは、非常にありがたい。

おと〜ちゃん、はちみつ、おいしかったよ〜

「う〜む・・・実は・・あれは実はちょっとインチキでな・・・」

へっ・・・?

「ミツバチというものは花から蜜をとって、巣で蜂蜜をつくるわけだが・・・」

そう、みつばちが、何の花の蜜から蜂蜜を作るかで、色も香りもそして値段も全く異なってくる。たとえばアカシアの花の蜜から作ったのがアカシア蜂蜜。色が透明な高級品だ。一般的にはれんげや菜の花、りんごやクローバーなどがあり、かわったものだと蕎麦の花なんかもある。

で、おとーちゃんは何の花で育てたんで?

「うむ・・・実は、運悪く花が咲いていなかったので・・・」

へっ?じゃ蜂には何を・・・?

砂糖水。ふはははは(^0^)v」

・・・(--;ォィ

きっとあたくしも、こういう育てられ方したんだろうな・・・

※イラストはミツバチの『みなしごハッチ』。本文とはあまり関係ありません。

TwitterACUPCLUB(スペースなし)で検索してください
メールはこちらご意見ご感想はコチラから

2007年06月11日(月) No.147 (みそぎ家)