この日記にはあたくしのおか〜ちゃんはよく登場するが、おと〜ちゃんがさっぱり出てこない。そのためおと〜さまはいらっさらないとの噂がたっていたようだ。
しかしおかげさまでおと〜ちゃんは健在で、おか〜ちゃんとともに元気にふぐすまで暮らしておる。
そして稼業をほったらかしで、竹炭を焼いたり、野菜をつくったり、蕎麦うちしたり、なんと最近は養蜂もはじめたらしい。「いやぁ、蜂にさされて大変大変、うはははは」などと言っているあたり、いったいこの人は何を目指しているのであろうか?
さて、この度そのおと〜ちゃんの手作りのはちみつを入手した。
あたくしははちみつが好きで、よく消費するほうだとおもう。国産はとて〜も高いが、かといって輸入品はちょっと抵抗があるので、おと〜ちゃん手作りはちみつは、非常にありがたい。
おと〜ちゃん、はちみつ、おいしかったよ〜
「う〜む・・・実は・・あれは実はちょっとインチキでな・・・」
へっ・・・?
「ミツバチというものは花から蜜をとって、巣で蜂蜜をつくるわけだが・・・」
そう、みつばちが、何の花の蜜から蜂蜜を作るかで、色も香りもそして値段も全く異なってくる。たとえばアカシアの花の蜜から作ったのがアカシア蜂蜜。色が透明な高級品だ。一般的にはれんげや菜の花、りんごやクローバーなどがあり、かわったものだと蕎麦の花なんかもある。
で、おとーちゃんは何の花で育てたんで?
「うむ・・・実は、運悪く花が咲いていなかったので・・・」
へっ?じゃ蜂には何を・・・?
「砂糖水。ふはははは(^0^)v」
・・・(--;ォィ
きっとあたくしも、こういう育てられ方したんだろうな・・・
※イラストはミツバチの『みなしごハッチ』。本文とはあまり関係ありません。