A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



驚異の遺伝子


オフィスで仕事にいそしむ平日昼間、携帯がなった。久々に登場、おか〜ちゃんである。あたくしの仕事中にあえてかけてくるのは、たいていパソコンの操作がわからないときだ。

そういえばその昔、あたくしが車の教習所に通っていた時のこと。突然教習所内に「みそぎたまえさん、至急事務所にお越しください」と放送が流れて事務所に呼び出されたことがある。
何かと思って駆け付けると「お母様からお電話です」(当時は携帯電話なんかなかった)

わざわざ教習所に電話がかけてくるなんて、おば〜ちゃんに何かあった違いない!あたくしはどきどきしながら電話に出た。

どうしたの?!

「いまね、ワープロの操作してるんだけど、ちょっとわかんないところがあるのよ〜」

・・・(--;

ちなみにこういうことは、その後のあたくしの人生において一度や二度ばかりではなかったので、あたくしはもはや、突然の変な時間の電話もまったく動じない肝っ玉の据わった人間に成長した。ありがとう、おかーちゃん。

つことで、この日の電話。

「あ、たまえ?いま忙しい?」

いや、大丈夫。なに?またパソコン?

「ふふふん、ちょっと、きいてよ。実は今ね、横浜ベイブリッジわたってるのよっ!」

へっ?

「今ね〜、日帰りバスツアーで鎌倉に行く途中なの。お天気よくて、もうサイコー^^」

外は桜も咲き始めなうららかな春。こんな時期の鎌倉散策はさぞかし楽しかろう。

そうだったんだ。そらよかったね〜

「そういうわけで、それだけなんだけどね。じゃ、またね〜^^」

プツッ

・・・はい(--;?

この意味不明な勢いと、調子のよさ・・・・あたくしは今日も実感する。

あたくしたちって、激しく母子・・・il||li _| ̄|○ il||li

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2007年03月26日(月) No.113 (未分類)