A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



The Shadow Of The Wind


スペイン語の小説というと南米産ばかり思いつくのだが、スペイン本国発の、とある小説が世界的なベストセラーになっている。
実はスペインはノーベル文学賞作家を3人もだしていて、特に詩や劇の分野で巨匠を排出してきた隠れた文学大国。というのはあたくしの勝手なイメージなんだが、まぁそうはいっても、これまでスペイン発の小説が注目を浴びたことはあまりなく、この本も口コミで話題になり、本国で出版されてから3年以上がすぎてもいまだじわじわと世界中で売れ続けているらしい。

『The Shadow Of The Wind』

たまたま入手したのが英訳されたペーパーバックだったので英訳で読んでみたが、日本語にも翻訳されており集英社文庫から出版されている。

『風の影』

2006年の各種ミステリーランキングでは必ず上位にリストアップされる、どうやら話題の本だったらしい。
でもミステリーやエンターテイメント本として扱うにはちょっともったいないぐらい、いい本じゃないかな。

スペインの小説なんて読んだことないでしょ?日本語の翻訳も評判いいようなので、機会があったら手にとってみてください。

TwitterACUPCLUB(スペースなし)で検索してください
メールはこちらご意見ご感想はコチラから

2007年03月15日(木) No.109 (本・映画)