A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



リタイアの呪縛


東京マラソンから2ヶ月がすぎようとしている。あたくしはあんな途中でリタイアしたレースのことなどとっとと忘れてしまいたいのだが、周りはそうはいかないらしい。

「東京マラソンってリタイアした人ってたった数百人なのね〜」

と、おか〜ちゃん。

ぎくっ(--;

「もっとたくさんリタイアするのかとおもったら、ふつうのひとは、ふつうに完走するのね〜」

ぎくぎくっ(--;

「ああ、たまえは25mでリタイアだっけ?」

25キロ!キロっ!25メートルって、水泳かよっ!

一方あたくしが出走したことを全く信用していないコマツバラたいちょ〜

「じつは家で寝てたんじゃないかって噂だけど?」

走ったってばっ(-"-)

「証拠ないんでしょ?」

うっ・・・(--;

途中リタイアしたので、あたくしは完走証明ももらってないしゴールしてないからゴールの写真もない。
ちなみに東京マラソンの公式サイトでは本名またはゼッケン番号を入力するとタイムをみることができたのだが、いまは完走した人だけのデータしか見ることができない。
もはやリタイアしたヘタレ野郎のためにデータを保存する場所など1ビットたりともやるわけにはいかん・・・!という、成功に酔いしれる東京マラソン開催事務局の強気な姿勢を感じる。

そしてとどめのSEブチョー

「宇宙から参加してボストンマラソンを完走した人がいるらしいな・・・地上でも完走できないやつがいるというのに・・・」

くっ・・・(-"-)

早くどこかでマラソンに参加して完走しないと、あたくし、東京マラソンの呪縛から抜け出せません・・・

※写真は唯一のあたくしの東京マラソン走行中写真。約3km地点曙橋にてSEブチョー撮影

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2007年04月18日(水) No.123 (マラソン)