この年になってもまだ何か新しいことを始められるというのはとても幸運だ・・・とあたくしは思うのだが、今回これをチャレンジするにあたり、一部からは激しい嘲笑、あるいは制止の声。さぁ、あたくしはいったい何を始めたのか?
なんと、みそぎたまえ、いまさらスキー初体験の巻である。
そう、あたくしはスキー未経験者を探すことが激しく難しいバブル世代。だから異口同音、こう言われる。
「その世代でスキーやったことないの!?珍しいね」
そりゃあなた、春も夏も冬も、試験が終わったその日の夕方には機上の人。学生時代の休みといえば海外に脱出、授業が始まる朝まで、場合によっては始まってからも帰ってこない。これもある意味正しいバブル世代の学生の姿だが、そんなわけで、あたくしはスキーになんぞ行ってるヒマはなかったのだ。
つことで、このたび『私をスキーに連れてって』をこよなく愛する夫と、これまた夫と同じ年でバイク乗りの友達であるところのツカサさんに引きずられ、行ってきました石打丸山。
初体験にもかかわらず、360度ターン(※)も、直滑降(※※)も無難にこなし、あたくしってばもしかしてスキーの天才?もし子供の頃からスキーを始めていたら、きっとオリンピックプレーヤーになってたんじゃ?・・と自画自賛するほどにたった2日のゲレンデライフですっかりどっぷりはまりました。
てなわけで、結論
この冬を、あたくしはすべてスキーに捧げます。
※360度ターン:転倒してころがりでんぐり返しになる状態
※※直滑降:傾斜で転んで止まることができず、そのまま下まで滑落する状態