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さて、伝説のバイクバトル漫画「バリバリ伝説」の読書感想文を書かなくてなるまい。
38巻の裏表紙をとじたとき、あたくしも例に漏れず感動の涙で溺れてしまうのではないかと思ったね。しかし、つっこみどころ満載な点が見受けられたのもまた事実。今日はまずそのあたりのインプレから参ろう。
まず、特筆すべきは後々、主人公のカノジョとなる歩惟(あい)ちゃんの、非常に特異な登場の仕方である。
「きゃろん」「きゃんぴ」「きょれろん」「きゃらん」「ちゃんこっ」「きゃぱりらん」「ぽぴっぴ」「ぴょぷっぷ」「ぴぉん」
これらは序盤の歩惟ちゃん登場時に使用される擬態語なのだが、あたくし、も〜彼女が登場するたび激しくのけぞったね。おまへは、あらいぐまラスカルかよっ?
で、とうとう2巻目後半でとんでもないフレーズ
「グン(主人公)の弱点は女の子の涙」
思わず漫画を伏せ、そして、実は耳にしていたある説話が脳裏をよぎった
「『バリ伝』、実はラブコメ説」
・・・もしかして、この漫画にあたくしがもとめているもの(←って何さ?)ではないのかもしれない・・・あたくし、全38巻の山をみて思わずため息
しかしこれでわこのバリ伝をお譲りくださった康さんへの申し訳がたたん。一気阿世!と、気を取り直すと、またしても肩がっくり現象が怒濤のように押し寄せる。
この歩惟ちゃん、主人公のグンの筑波サーキットでの走りを見てバイクに目覚めると、一生懸命車種を覚え、そしてとうとう主人公とその友人のバイクを指さし「ほんだCB750 !]「かわさきZ400GP!」と車種を言えるようになった
・・・つーか、あたくしもやりました
そして「原付免許の取り方」という本をみせながら「あたしがこれで免許とったらほんだもくゎさきもぶっちぎりだからね」。歩惟ちゃんは言う。
・・・つーか、あたくしも中免取る前、言いました
歩惟ちゃんの身の程しらずなあたり、自分をみているようでたまえちゃんはとっても悲しくなりました
それにしても、主人公は登場時点で高校生なわけだが、おお、そういえばアオヤマさんちのてんちょ〜と女将も確か出会いは高校生。ぐふふ・・・もしかしてふたりはこんな感じだったのかしら・・・などと、またしても妄想ワールドに突入
「アオヤマくんのぶぁいく、くわ〜っこいいねっ!今度後ろに乗せてよっ」 (ト書き)"きょれろん"または"きゃぱりらん"入る
「俺はタンデムはしねぇんだよ じゃぁな」
「アオヤマくん、まってよっ・・・あっ!」
(ト書き)当時はまだ女将ではない女将、おいかけようとしてコケて、泣く
「ふぇ〜ん」
(ト書き)女の子の涙に弱い、当時はまだアオヤマてんちょ〜ではないアオヤマてんちょ〜、バックミラー越しに倒れて泣く女将を見て、ちっと舌打ちし、華麗にジャックナイフターン
「乗れよ、送ってやるから」
「アオヤマくん・・・ふぇっ・・・ふぇっ」
・・・けっ・・・あほらし・・・ たまえちゃん、もー、寝ます
2004年12月2日(木)
No.230
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うえじぃ
[E-Mail]
2004/12/05/18:14:28
No.231
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たまえさん・・・・もしかして、あの仲の良い?夫婦みてねたんでるの?・・・あっ!バリ伝読んで寂しくなったか?
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