A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



傷を癒すもの



おかーちゃんを亡くして嘆き悲しむあたくしを気遣い、SEブチョーがおもちゃを買ってくれた。

じゃ〜ん!iPod Touch!ィェィ!

PDAマニアのあたくしには、こたえられない一品である。

しかし、こんな愉快なおもちゃも、あたくしの心の傷をいやすには不十分であった。

「よしよし・・・かわいそうになぁ〜どうしたら元気がでるかなぁ」

SEブチョーはとてもやさしい。そしてこういう言葉にあえて甘えるというのも大切なコミュニケーションのひとつだとおもう。・・・ので言ってみた。

車が新しくなったりしたら元気がでるとおもいます〜

「う〜む・・・車か・・・どんな車がいいのだ?」

メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスタ・・・はうっ!

ひさびさにSEブチョーの鉄拳があたくしのみぞおちを直撃した。

うぇ〜んごめんなさい〜。フェラーリ スカリエッティでいいですぅ・・・はうっ!

またしても鉄拳が飛んできたうえ、もはやiPodも没収しそうな勢いである。

しかしやさしいSEブチョーのことだ。ある日駐車場にいくと、きっとアストンマーチンが止まってたりするのではないかとおもう。

こういうアホなことを考えていると、結構元気がでるな。明日はSEブチョーにセスナがほしいと言ってみよう。

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2008年02月08日(金) No.203 (未分類)

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