A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



くさや


先日、鶯谷の居酒屋でのこと。motoさんが「くさや」を注文した。

motoさんといえば、バイク仲間のひとりで、我々が飲みに集まるときは、間違いなく顔を出すのだが、ツーリングにはまず99%参加しないという、ライダーの風上にもおけないヤツだ。

最近では本当にバイクをもっているのかも怪しいとされるこの男が、あろうことかこの日、「くさや」を注文したとあって、ヤツは一気につるし上げである。

「ていうか、ふつう、くさや頼むかよ!」

「くせぇっ!くせぇよ!」

「ったく、最低だな!」

彼は袋だたきだ

すると大騒ぎする我々のテーブルの隣の人が

「すっ・・・すみません、俺たちもくさや頼んだんです・・・」

げっ!

せいぜい10坪の居酒屋で、たった数組の客のうち2組もくさやを頼むとはこれいかに!もう店内大騒ぎである。

そういえば、くさやを焼いていたら「死体を焼いているにおいがする」と警察に通報があったという逸話もあるらしいが(By Wikipedia)、死体のにおいをしってるあんたもどうかとおもわないか?

ということで、その騒動をよそに、motoさんは涼しい顔で「うまいよ〜」などと言って全部たいらげたが、人の迷惑を顧みないこの男は、いずれ、くさや汁につけ込んでやろう。

どうでもいいからバイク乗れよ!

※写真は「くさや」。こすっても「くさや」のにおいはたのしめません。


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2007年05月05日(土) No.134 (未分類)

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