A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



サイレンサー クラック修理


あたくしのアツい走りに耐えかね、サイレンサーにクラックがはいってしまった。ということで、修理のため、子供以外は何でも作る男アルムおんじの上板橋アルプスのガレージへ。

アルプスまでバイクで行くのは大変なので、今回はなんとあたくし、サイレンサーを自力でローラからひんむいてサイレンサーだけを持ち込むことに。外すのは簡単なんだが、問題は自力で取り付けられるのか?まぁそれはおいおい考えるとしてとりあえず無理矢理ローラから引っこ抜いたサイレンサーを小脇にかかえ

こんにちわ!おじーさん!サイレンサーの修理にきました!

しかしついたらちょうどお昼だったので、あたくしは言った。

けどおじーさん、激しくおなかがすきました。

「ちかくにうまいハンバーガー屋があるが、この店はワシひとりで店番がいないから、ワシはいつも弁当を買ってきてここで食べるんじゃ」

おいしいハンバーガー屋があると知って、あたくし黙ってはいられない。

やだやだ、おじーさんおじーさん、一緒にはんばーがー!はんばーがー!はんばーがー!おじーさんおじーさん、はんばーがー!はんばーがー!おじーさんおじーさん!

ということでおじーさんは、無理矢理「外出中」の札をお店にかけさせられ、たまえちゃんとともにハンバーガー屋へ。クラックの溶接作業はものの10分なのだが、あたくしの相手で半日をつぶされ、商売あがったりなとっても気の毒なアルムおんじである。

そんなこんなで、ハンバーガーを食べて修理も終わり、最近導入したエスプレッソメーカーで入れたコーヒーもごちそうになり、あたくしはかなり満足して家に帰ったのだが問題はそれからだった。

サイレンサーの取り付けになんと5時間。取り付けたと思ったら、断熱材を入れ忘れていたり、よし!エンジンオン!としたらテールランプがエンジンの振動にあわせてついたり消えたりついたり消えたり・・・。しかも最後はワッシャーが2個あまってるし、もうあたくしはいったいどこまでシロウトなんだと小一時間である。

とにかく、テールランプは自力で治し、サイレンサーも見た目には元にもどったので、(ワッシャーは残った)その週末は何事もなかったようにアオヤマさんちのツーリングに参加したのであった。

しかし・・・

(つづく)

TwitterACUPCLUB(スペースなし)で検索してください
メールはこちらご意見ご感想はコチラから

2012年04月26日(木) No.300 (Ducati749s ローラ号)