A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



春の交通安全運動


半年に一度のとってもいやなシーズンがやってきた。「春の交通安全運動」それである。

思えば昨年のゴールデンウィーク。愛車ミニクーパーSミニラ号で鹿児島に行ったあたくしは、その帰り道、九州自動車道は霧島あたりで鹿児島県警にロックオンされ、「交通違反告知書」と書かれた水色のぺらぺらの紙を渡された。

思い出しても腹のたつ、やたら腰の低い鹿児島県警。あたくしをサービスエリアへ誘導し、そして覆面パトカーの後部座席に押し込むと

「おお、東京からですか?これはこれは遠いところ本当におつかれさまです。お急ぎだったんですよね?そうですよねー」

無駄に低姿勢

「実はですねー、けっこうスピードでてたんですけど、ね、でも、ま、せっかくのですね、ゴールデンウィークってこともありますのでね、今回はちょっとサービスというかですね・・・」

なんだよ!サービスって!(心の声)

「25kmのスピード違反ということできらせていただきますので・・・」

サービスなら潔く見逃せ!どあほ!(心の声)


しかも、レクサスとかGTRとかの覆面だったらまだしも、こうってはなんだが激しくやる気のない国産一般大衆車のしかも変な色の覆面パトカーに捕まったことが、あたくしはどうしても腑に落ちなかった。あたくしのミニラ・スーパーチャージャー175馬力を捕まえるのは100年早いわ!ぺっぺっぺっ!

つことで、そんな事件があったため、違反点数ギリギリガールな一年をすごしたあたくし。厳しい禁欲生活も間もなく解禁というこの時期にやってきた「春の交通安全運動」で、あっちに白バイこっちにパトカー、もう発狂寸前だ。

頼むから視界から消えてくれ

※写真は鹿児島県警をはじめとする各方面からちょうだいした請求書の数々。これらはオフィスでコレクション展示されている。

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2012年04月03日(火) No.293 (未分類)