A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



サーキットデビュー〜皇居編〜


デビュー続きである。

「みそぎさん、ジムのメンバーの合同練習で5キロのタイムトライアルやりますから、参加してください」

へっ?

「皇居1周5キロを全力で走って記録とります」

え〜・・・いいよぅ〜 もう東京マラソン抽選漏れしたから、モチベーション下がっちゃったし〜 気長にやろうよ〜

といったら、あたくしの担当トレーナーの、若いけどトシマちゃん、あたくしの苦言をスルーして曰く

「とにかく死ぬ気で走ってください(-_-)」

ひとの話をきけよ〜っ(T_T)

つことで、筑波・桶川に続いて、このたびランナーの聖地・皇居デビューすることになった。つか、皇居はサーキットじゃないってばよ・・・
(※よい子のみなさんはバイクでマネをしないでください。場所が場所なだけに捕まります)

さて、秋晴れの日曜日。この日のタイムトライアルに参加したのは25人ほど。みんなどれぐらいのペースで走るんだろう・・・?

「今日はゆっくり走るから先行ってね〜」「足が痛いからペース落とすわ〜」「今日はあんまり調子でなさそう〜」

ほ〜・・・そうか・・・じゃ、このへんのひとたちの後ろついて行けばいいのかな(・_・)?

ところがいざスタートとなると、全員ばびゅ〜ん!300メートル待たずしてみんなの後ろ姿が視界から消え、あたくしは孤独な戦いを強いられた。

みんなのうそつき〜っ!・・・ぅぇ〜ん(T_T)

みそぎたまえ、もはや半べそである。

後半には、ぜ〜は〜ぜ〜は〜言う音が50メートルぐらい先まで聞こえるのか、道行く人がモーゼの十戒のように道を空けてくれ、それはまるで、バイクのマフラー音に反応して道を空けるドライバーのようで、なんだ、バイクも人間もかわらんのだな・・・などと考える余裕はあったようだ。

つことで皇居1周デビュータイムは

25分51秒!

26分といわず、あえて25分51秒と主張するあたりにあたくしのセコさがあらわれてしまうんだが、ていうか、これが速いか遅いかって?

みんな20分前後だってさ・・・

またしても引退をかんがえてしまう今日この頃である。(←だから引退ってなにさ)


※左上は皇居コース図。1周5km。ショートカットしようとすると、宮内庁警察官に捕まります。

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2006年10月17日(火) No.24 (サーキット)