A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



CBR100RR(その2)


桶川スポーツランド・・・・CBR100RRシェイクダウン

この日は朝から20分×10本走行するという、鬼のようなスケジュールだった

なんだ・・・バーベキューがメインだって言うし、あたくしなんかもコース走らせてくれるっていうからさ〜、ピクニック気分できちゃったよ(・_・)と、言ったらてんちょ〜の厳しいひとこと

「あそびじゃねぇんだよ、あん?」

ひぃぃぃ!

あたくしはこころをひきしめ、コースインするライダーを見守ることに徹した。

そのときてんちょ〜の携帯が、ちゃちゃ〜ちゃっちゃっちゃちゃちゃ〜♪(←着うたではなく着メロ)

「あ、こんにちわぁ〜、アオヤマですぅ〜、え?いま?今日はお店がお休みで〜、お客さんたちと遊びにきてるんですよ〜^^エヘ」

あそび?!やっぱりあそびだったのね!まわりのみんなはいろいろ言ったけど、私は信じてたわ!そうよ!ずっと本気だって信じてたのに!

てんちょ〜のバカ〜っ!

あたくしは走り去りたい気分だったが、折しも備長炭の上では、高級黒毛和牛がいい感じで焼けていたので、その場を離れるのはやめることにした。



しかもこの日は当初参加する予定がなかった大食いプリンさんがやってきたので、肉に対する競争率は東京マラソンの抽選並にアップ。焼き肉から目を離すのは大変危険な状態だったのだ。

それにしても、どぴ〜かんな秋の空に、高級黒毛和牛、ミツイさん差し入れの秋の味覚さんま、焼きイカ、焼き芋、ビール・・・。本を取り出し読書を始める者や、携帯でカノジョにメールをうつ少年A、トランポでが〜が〜昼寝をするプリンさん、延々と肉を焼き続ける女将。

コースで誰が走っているかなんて、もうどうでもよかった。耐久のことなど忘却のかなただった。某社の2次面接の日程を変更してまで来たことを、あたくしは一度たりとも後悔しなかった。あたくしはこの日とっても幸せだった。

そう・・・自らコースインするまでは・・・_| ̄|○



(つづく)

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2006年10月15日(日) No.22 (レース::耐久)