A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



デシュー・オガワ(その2)


そもそもてんちょ〜のレース仲間というのは、1980年代筑波で名を馳せたドリームNODAの仲間のことで、てんちょ〜や平○さん、ケヒさん、プリンさん、ほらげっち、うえじぃと、ど〜にもこ〜にも変な人が多い。しかし、彼らに言わせるともっと変な人がほかにいて、その人々はふれてはいけない、通称「ドリームNODAのパンドラの箱」として封印されているそうな。

何を隠そうデシュー・オガワ氏は、そのパンドラの箱に入っていた人物のひとり。彼が禁断の箱に詰められた理由はいくつかあるが、デシュー氏を一躍有名にしたのは、残念ながらその走りではなく、ドリームNODAでの顔合わせの時の自己紹介。

初対面の人々を前に、彼は臆面もなく言った。

「はじめまして、オガワでしゅ。趣味はオ○ニーでしゅ」

NODAのメンバーはこれをきいて全員ひっくりかえったらしい

そんな禁断の男デシュー・オガワの15年ぶりの筑波走行はいかがであったかというと、華麗なる走りと美しいフォームは健在で、魔性の女『アルプス02号』はもはやなすがまま。コーナーでは250ccながらリッターバイクをあおる始末。ああ、この姿を見て、いったい誰が、いったい誰が、この男の趣味がオナ○ーだと思うだろうか!?

かくして、パンドラの箱を開けるという冒険をおかしてまで、てんちょ〜が彼をほしがった意味を、我々は知ることになったのだった。

「それじゃ、11月の耐久、よろしくでしゅ」

デシュー氏は走行を終え、反省会でウーロン茶を堪能すると趣味にいそしむため家路を急いだ。

今年の耐久はかつてないほど、楽しみでしゅ


※写真は昨年の筑波耐久NS2クラスで、木っ端微塵になる寸前のアルプス01号(筑波サーキット耐久茶屋サイトより)

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2006年10月07日(土) No.12 (レース::耐久)