A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



筑波耐久茶屋


つことで、いよいよ耐久です。あたくしは明日(10日)から2泊3日で筑波に泊まり込み。次の更新は週があけて月曜日の予定です。

筑波へお越しのみなさん・・・筑波、ちょ〜〜〜〜寒いです。特に朝晩、気温は都内より5〜6度下がります。

どうかあったかくしてお越し下さい。

では、よい週末を^^


※写真は・・・耐久レースやってる人ならわかるね^^;


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2006年11月09日(木) No.49 (レース::耐久)

筑波耐久選手権


レースというとあたくしは、見るよりも、走るよりもなによりも、ピットを手伝うのがいちばんスキだったりする

今年はアオヤマさんちが参戦したレースのほぼ全戦において、さんざんピットを荒らして出走のじゃまをしてきたその成果であろう、てんちょ〜に「タイヤ交換と焼きそばの味付けがうまくなれば全日本でも通用するピットクルーになれる」とのお墨付きをいただいた。

まことに、ほまれ高きことである。

この期待にこたえるべく、早速タイヤ交換の練習をしようとおもったのだが、あたくしの『J-TRIPレーシングスタンド(改)アルムおんじスペシャル』は、シャフト貫通タイプ

タイヤの交換できねぇよ・・・

とりあえずタイヤ交換はあとにして、焼きそばの味付けをうまくできるようにあたくしは日々特訓を重ねてきた。いまとなってはほぼコンスタントにいい味付けができるようになった。と、おもう。

そのうちスシなども握れるようになれれば、全日本どころかMotoGPワークスからもスカウトがくるかもしれない。

まぁこのような甲斐あり、あたくし、今度の耐久ではNS2:エロ&テロチームとST600:ヤング&平まるチームので監督をつとめることになった。

監督が何をやるかというと、チームのライダーが違反などを犯した場合、代わりにコントロールタワーに呼ばれてお説教され、始末書をかかされる役だ。場合によってはオフィシャルに激しく抗議をしなくてはならない場合もあり、チームにとってはなくてはならない存在。責任のある役割を任されることになったのは、やはり今年(も)、さんざんみんなをネタにしてブログのヒット数を増やしてきたその報いとの噂もある。

またほかにも、ライダーに対していろいろな指示をだすのも、監督の重要なミッションだ。

たとえばNS2クラスのグリッドは抽選なので、くじ引き担当者にはくじ引きの練習をしておくようにと指示を与えた。

また、タイムで伸び悩んでいるほらげっちには、ダイエットをするよう指示した。1週間で8キロの減量。一日の摂取カロリーは1500キロカロリーという厳しいものだが、計算によればこれにより、タイムは3秒57縮まるはずだ。彼はきっと応えてくれると信じている。

とにかくあと1週間。今年は筑波に3泊の長丁場だからね。3日間朝4時起きで、しかも筑波はちょ〜寒いうえ、夜は遅くまで毎晩宴会ミーティング・・・。まさに耐えがたきを耐え忍びがたきを忍ぶ3日間になりそうだな。

こんなレースを見てみたいという方は、ぜひ筑波サーキットへおこしください♪


※写真はST600 出走車両 CB600RRASアオヤマスペシャル と TC12 出走車両 CBR100RR

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2006年11月04日(土) No.45 (レース::耐久)

裏切りのサーキット〜みたび〜


一度は我々を裏切り、会社のチーム「二輪部」ライダーとしてレース参戦を予定していたほらげっちが、突然我々の前に現れて言った

「やっぱり、また仲間にいれてくれないかなぁ〜^^エヘ」

どのツラさげてやってきたぁ!

「まぁまぁ、これ、もらいものなんだけどさ。みんなに食べてほしくて、大きい方選んで持ってきたんだよ」

彼は手に持っていたメロンを差し出した・・・。これまでの裏切り行為を、メロンごときで帳消しにしようというのか?

めっ・・・メロンなんかでだまされないぞ!

「まぁまぁ、オレがいないと寂しいだろうと思ってさぁ」

刺すよ・・・(--;?

しかし、二輪部はどうなる?ほらげっちにあおられてバイクまで購入したというのに、首謀者がケツまくって、我々を裏切るばかりか二輪部をも裏切るなんて・・・。そんな非道が赦されるのか?

「いやいや、二輪部のみんなには、ちゃんと違約金としてみんなにケーキをふるまったよ。これが結構高いケーキでさ(^^ゞマイッタマイッタ」

そのとき、いとおしそうにメロンを撫でていた女将の手が、ぴたりと止まった

ケーキだぁ???

我々はもらい物のメロンで、二輪部にはケーキ・・・・?

おまへという男は、もはや、人としてどうかとおもうぞ!!我々の怒りは頂点に達した。(←結局食べ物で解決しようとしている我々もどうかとはおもう)

まぁ我々は分別あるオトナなので、とりあえずこの男のことは当面泳がしておこう。彼の我々に対する誠意がためされるのは耐久当日だ。

すべてを解決するのは、そう・・・勝利のみ!

優勝しなかったら、息の根をとめてやる!


※写真は走行中でもないのにふくらんでいるツナギを着用したほらげっち。なお、裏切りのサーキットシリーズ第一弾はこちらを参照



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2006年11月01日(水) No.42 (レース::耐久)

裏切りのサーキット〜ふたたび〜


ほらげっち という バイク乗りの男がいる。

昨年11月の耐久レースでは、アオヤマさんちのライダーとしてNS2クラスに出走し、その走るとふくらむツナギで話題をさらったちょっぴりエンターテイナーな一面も見せる、でも天下無敵の元祖裏切り男だ。
人を裏切ることを容赦せず、非情で冷酷、残忍・残虐、雨あられ、レースで勝つためには血も涙も、あえて言えばプライドもない。

さて、そんなほらげっちの所属する会社の「二輪部」のホームページ内に「SRX」というコーナーが立ち上がったのはこの夏のこと。

・・・SRX・・・?NS2クラスのマシンの名前じゃないか・・・。二輪部の部長さん、このクラスのレースでもでるのかな?開いてみるとそこにはヤフオクで落札したSRXの写真が一枚。

『ほらげっちの提案により、二輪部部員が出資しあってマシンを購入しました!11月の耐久レース参戦します!』

へっ?

参戦すること自体は別になんてことないのだが、その発起人がほらげっち?これはてんちょ〜に速攻でチクらないと!

てんちょ〜!大変です!ほらげっちが裏切りました!「二輪部」メンバーとしてNS2クラスへの参戦を表明しています!

「なんだとっ!?」

今年は年があけてすぐ、NS2クラスへ2台エントリーすることを表明したアオヤマさんち。当然ほらげっちもライダーとして契約更新という話になっていたはずだ。我々はほらげっちに問いつめた。いったいこれはどういうことさね?

「いやいや^^今年は会社の仲間とNS2クラスにでるからさ。悪いけど、アオヤマさんちのアルプス号なんてぶっちぎりのお尻ペンペンだよ!ふははは!」

彼は契約を破棄するばかりか、お尻ペンペンという暴言を吐いてチームを去っていったのだった。

我々は唇をかみしめ、誓い合った・・・

「いいか!この際順位なんてどうでもいい!この戦いはほらげっちより先にゴールするかどうかがすべてだ!」

以来、ほらげっちはアオヤマさんちにあらわれると

「あっ!裏切り者っ!あっちいけ!えぃえぃ!」と、ゴミを投げつけられる始末。

そんなほらげっちに、やさしいあたくしはただひとり、いつも声をかけてあげた

「いま戻ってくるなら、土下座だけでゆるしてやる」

・・・と。

しかし彼はそれらをすべてつっっぱね、二輪部と生きる道を選んだのだった。


かくして夏が過ぎ秋がきて、アルプス号のテスト走行、セッティング、チーム体制など最終調整に入ろうかというある日のこと・・・

性懲りもなく、またこの裏切り男ほらげっちが我々の前に現れた。

敵情視察?

や〜ねぇ〜、スパイよ、スパイ ひそひそ・・・


よく見ると、彼の手にはマスクメロンが・・・


(つづく)


※写真は、まさに膨張中の、ほらげっちのふくらむツナギ




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2006年10月31日(火) No.41 (レース::耐久)

CBR100RR(その2)


桶川スポーツランド・・・・CBR100RRシェイクダウン

この日は朝から20分×10本走行するという、鬼のようなスケジュールだった

なんだ・・・バーベキューがメインだって言うし、あたくしなんかもコース走らせてくれるっていうからさ〜、ピクニック気分できちゃったよ(・_・)と、言ったらてんちょ〜の厳しいひとこと

「あそびじゃねぇんだよ、あん?」

ひぃぃぃ!

あたくしはこころをひきしめ、コースインするライダーを見守ることに徹した。

そのときてんちょ〜の携帯が、ちゃちゃ〜ちゃっちゃっちゃちゃちゃ〜♪(←着うたではなく着メロ)

「あ、こんにちわぁ〜、アオヤマですぅ〜、え?いま?今日はお店がお休みで〜、お客さんたちと遊びにきてるんですよ〜^^エヘ」

あそび?!やっぱりあそびだったのね!まわりのみんなはいろいろ言ったけど、私は信じてたわ!そうよ!ずっと本気だって信じてたのに!

てんちょ〜のバカ〜っ!

あたくしは走り去りたい気分だったが、折しも備長炭の上では、高級黒毛和牛がいい感じで焼けていたので、その場を離れるのはやめることにした。



しかもこの日は当初参加する予定がなかった大食いプリンさんがやってきたので、肉に対する競争率は東京マラソンの抽選並にアップ。焼き肉から目を離すのは大変危険な状態だったのだ。

それにしても、どぴ〜かんな秋の空に、高級黒毛和牛、ミツイさん差し入れの秋の味覚さんま、焼きイカ、焼き芋、ビール・・・。本を取り出し読書を始める者や、携帯でカノジョにメールをうつ少年A、トランポでが〜が〜昼寝をするプリンさん、延々と肉を焼き続ける女将。

コースで誰が走っているかなんて、もうどうでもよかった。耐久のことなど忘却のかなただった。某社の2次面接の日程を変更してまで来たことを、あたくしは一度たりとも後悔しなかった。あたくしはこの日とっても幸せだった。

そう・・・自らコースインするまでは・・・_| ̄|○



(つづく)

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2006年10月15日(日) No.22 (レース::耐久)

CBR100RR


11月に開催される筑波耐久レース TC12
4スト100cc以下 または2スト80cc以下のホイール12インチバイクで行われる6時間のレースだ。

この夏、その前哨戦としてTC12・2時間耐久レースがが開催されたが、これがとにかく大人気。11月の耐久には、出走台数60台に対し、200台以上のエントリーがあったらしく、最終的に抽選となった。

くじ運の悪さではあたくし以上に定評があるオートショップアオヤマさんちだが、なんと!奇跡の当選!ィェィ!

これにともない、この度このレースで使用されるマシンのシェイクダウンが行われた。

シェイクダウンの会場となったのは、桶川スポーツランド。このミニバイクレースの聖地を駆けるマシンは、オートショップアオヤマスペシャル『CBR100RR』だ!どど〜ん!



あら?これはアオヤマさんちの、いつものCBR600RRじゃないの?

ふふふん・・・並べてご覧いただきたい。



上:CBR600RR 下:CBR100RR


いや〜ん♪CBR100RRってば、ちょ〜かわいい〜ん♪

やはり小さいというのはうつくしいのだな。CBR100RRのこのコンパクトにまとまったボディは、Aかっぷのような謙虚さと愛らしさを彷彿させる。ギャラリーで起こるため息や感嘆の声は、グリッドに並ぶライダーの耳にも届くことだろう。

いまからレースが楽しみだ。

ところでこのシェイクダウン。あたくしも走行する機会が与えられ、なんと桶川スポーツランドデビューを飾ることになった。このほとんどギャグとなった走行については、追って報告しよう。

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2006年10月14日(土) No.21 (レース::耐久)

デシュー・オガワ(その2)


そもそもてんちょ〜のレース仲間というのは、1980年代筑波で名を馳せたドリームNODAの仲間のことで、てんちょ〜や平○さん、ケヒさん、プリンさん、ほらげっち、うえじぃと、ど〜にもこ〜にも変な人が多い。しかし、彼らに言わせるともっと変な人がほかにいて、その人々はふれてはいけない、通称「ドリームNODAのパンドラの箱」として封印されているそうな。

何を隠そうデシュー・オガワ氏は、そのパンドラの箱に入っていた人物のひとり。彼が禁断の箱に詰められた理由はいくつかあるが、デシュー氏を一躍有名にしたのは、残念ながらその走りではなく、ドリームNODAでの顔合わせの時の自己紹介。

初対面の人々を前に、彼は臆面もなく言った。

「はじめまして、オガワでしゅ。趣味はオ○ニーでしゅ」

NODAのメンバーはこれをきいて全員ひっくりかえったらしい

そんな禁断の男デシュー・オガワの15年ぶりの筑波走行はいかがであったかというと、華麗なる走りと美しいフォームは健在で、魔性の女『アルプス02号』はもはやなすがまま。コーナーでは250ccながらリッターバイクをあおる始末。ああ、この姿を見て、いったい誰が、いったい誰が、この男の趣味がオナ○ーだと思うだろうか!?

かくして、パンドラの箱を開けるという冒険をおかしてまで、てんちょ〜が彼をほしがった意味を、我々は知ることになったのだった。

「それじゃ、11月の耐久、よろしくでしゅ」

デシュー氏は走行を終え、反省会でウーロン茶を堪能すると趣味にいそしむため家路を急いだ。

今年の耐久はかつてないほど、楽しみでしゅ


※写真は昨年の筑波耐久NS2クラスで、木っ端微塵になる寸前のアルプス01号(筑波サーキット耐久茶屋サイトより)

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2006年10月07日(土) No.12 (レース::耐久)

デシュー・オガワ(その1)


このたび筑波で、11月の筑波の耐久NS2クラスで出走するマシン『アルプス02号』のテスト走行が行われた。

昨年、コマツバラたいちょ〜の転倒で木っ端微塵&無念のリタイアとなった『アルプス01号』はその後アルムおんじの手により『アルプス02号』としてよみがえり、その麗しき姿は筑波に舞い降りた貴婦人のごときである。

しかし一見貴婦人のような『アルプス02号』も実は中身は極悪娼婦の暴れ牝馬。みかけに騙されるような単細胞ライダーにこの魔性の女は扱えない。

テスト走行に先立ち、昨年のリベンジに燃えるアルムおんじは言った

「魔性の女を軽々とあしらえる、筑波最強ライダーを起用してくれ」

頭をかかえてしまったのは、チームオーナーのてんちょ〜である。オレ以外にそんな色男がこのチームに果たしているのか?

下は中学生から上は60歳までという驚異的なストライクゾーンを持つブンゲンさんは、レギュレーション上このレースには出られない。

コマツバラたいちょ〜は、みてくれ勝負のおっぱい星人なので問題外

平○さんは面食い、プリンさんは大食いだ

モトパチくん?彼はむしろ魔性の女にもてあそばれて喜ぶタイプ

ヤング・ナカヤマ?体重オーバー。魔性の女がつぶれてしまう

ああ!どこかに魔性の女を軽々と操る、百選錬磨のライダーはいないのか?!

「仕方がない・・・パンドラの箱をあけよう・・・」

てんちょ〜は「パンドラの箱」という謎の言葉をつぶやくと受話器を取った。もしもし、オレ、てんちょ〜。デシューさん?

「はい。そうでしゅ」

電話の相手はてんちょ〜の元レース仲間であるところの「デシュー・オガワ」氏だった・・・


(つづく)


※写真は、昨年のST600 耐久で優勝した瞬間のASアオヤマの面々(筑波耐久茶屋サイトより)



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2006年10月06日(金) No.10 (レース::耐久)

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