A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



王様の秘密


さて、あたくしの仲間うちでは全体的にいまひとつという評価を受けたパニガーレ。しかしここにただひとり、パニガーレを絶賛する男がいた。ネイキッドを語らせたら房総でその名をしらぬものはいない、通称ネイキッドキング、その男である。

ただ、そのネイキッドはバイクじゃなくて、おねぃちゃんのハダカを指していることが残念といえば残念だが、とにかくその、ハダカを愛するネイキッドキング、通称"裸の王様"答えて曰く、あのパニガーレこそ、俺色に染めることのできる究極のバージンマシンなんだそうだ。

つまり、F3Serie Oroのようなすでに美しく仕上がったバイクというのは「そのままの姿で結構でございます」と、ただただひれ伏すしかない。一方、外装はもはやタミヤ製かと思わせるプラモっぽいパニガーレ。

「まずは脱いでもらおうか」

と、まずはすべてをひんむいて、

「このパンツはいてみろ。うーん、やっぱりこっちか?よし次はこれだ」と、俺色に染めていくのがお好きらしい

王様のご意見は、若干倒錯的なのであまり人には言えないらしいが、一理あるような気がしないでもない。うーん。。。こんな変態王様の意見に左右されるのもなんだが、今日の段階であたくし、パニガーレに王手かな。

※写真は王様の愛車 Angie the Ducati 999RS。まさに王様色に染まったドカスタム車。嫁は手放してもこのアンジー号は一生手放さないらしい。

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2012年03月31日(土) No.291 (ガジェット)

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