A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



東京湾景


あたくしはこの6月、運河に面したところに引っ越しをした。

東京湾は実はとってもきれいで、水はとっても澄んでいる。底質汚染もあるというが、すくなくとも水質はかなり改善されたのだろう。ゴミを見かけることや、悪臭を感じることはまず、なくて、たまにスーパーのゴミ袋が浮いてるとおもったら、ほとんどそれはおっきなクラゲだったりね。

さて、早朝、あたくしはこの運河沿いをてれてれジョギングしてるのだが、走る脇では、もーたくさんのオヤジが釣り糸をたれている。

オヤジとみるとついナンパしたくなってしまうあたくしは、足をとめて声をかけてみた。

このあたり、何が釣れるんですか?

「あんたみたいな、若くてきれいな女性」

などと、気の利いた答えが返ってくるわけはなく、「ハゼだよ、ハゼ」とまっとうに答えられて「ちっ、つまんねぇ」と舌打ちするのだが、ま、そういうわけでハゼがたくさん捕れるらしい。

ハゼなんておいしいんですかい?

「あんたみたいに、ぴちぴちしておいしいよ」

などという回答は当然期待できず、「天ぷらにするんだけど、水がきれいだからさ、けっこ〜うまいよ」と、あいかわらずつまらない答えが帰ってくる。

いったいあたしゃオヤジ相手に何を期待してるんだって話はさておき、東京湾もすてたもんじゃないよな〜なんて、毎日運河を眺めてる今日この頃ってことで・・・。

※写真は天王洲のTYハーバー。

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2007年08月01日(水) No.160 (未分類)

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