A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



ホットプレートの悲劇〜その2〜


さて、チヂミパーティである。

弊社のカウンターパートであるところの某社の4名の殿方がオフィスに登場し、チヂミパーティがはじまった。
4人の中でも、最も私たちとつきあいの深いミスター90(ナインティ)に至っては、なんとドンペリ持参で登場である。

ちなみになぜ彼が90と呼ばれるのかというと、こういうことだ。出張でアメリカのイナカ町に行った折、夜、やることのなかったため、彼は延々とアダルトビデオを見て過ごしたらしいのだ。
腰が抜けたのはビデオの見過ぎではなく、チェックアウトの際の請求額を目にしたとき。その額なんと90ドル。

ホテルのフロントのおねぃちゃんがこのタフガイに向かって「ふふん・・・やるわね・・」と彼の全身をなめるようにみまわしたとかしなかったとか。
かくして、一晩でアダルトビデオ1万円分を見たこの男は以来、ミスター90と、敬意を込めて呼ばれることになったらしい。

ということで、「ドンペリ」コールがオフィスに響き、まさにホストクラブを彷彿させるもりあがり。
そしてみそぎたまえの手作りチヂミご披露とあいなった。

最初の2枚はまぁまぁだった・・・コツをつかんだ3枚目からが勝負である。

しかし3枚目、チヂミのたねを流し込んだところ、ホットプレートのパワーが突然ダウン。サーモスタットが動いているのかと思ったが、そのままどんどん熱が醒めていく。
チヂミは、半ナマのままでろ〜んとした姿をさらしたまま。コードの抜けなどを確認するもどこもおかしいところは見あたらない。

・・・こわれちゃった・・・(--;?

「ていうかですよ、みそぎさん、こんなクラシックなホットプレート、いまどきないですよ」

「製造年92年って・・・これ14年も使ってるんですか?」

「新しいの買えてよかったじゃないですか^^」

「ホットプレートなんて、なにかの景品ですぐもらえるわよ^^」

我が家のホットプレート・ザ・リーサルウエポンに対して、容赦ない言葉が投げかけられた。

結局、ヤヨイさんの持ってきた、座布団のごとき巨大なピザと、豚の丸焼きほどに大きいチキン、そしてサラダが大活躍。
誰もがチヂミのことなどすっかり忘れて盛り上がったのはよきことであった。

しかし、このまますごすごと引き下がるあたくしではない。

ホットプレート買うぞ!

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2006年12月27日(水) No.69 (未分類)

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