A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



ホットプレートの悲劇〜その1〜


ホットプレートが壊れてしまった・・・

世界最強のまずさとうたわれたあたくしのあの焼きそばも、このホットプレートでの特訓のおかげで、いまや「やきそばクイーン」の名をほしいままにしている。それに気をよくし、この秋には、ほぼ毎日ホットプレートが活躍した。

肉を焼き
魚を焼き
麻婆豆腐を作り
パエリアを作り
えのきバター、アサリバター、レバニラいため、ちゃんちゃん焼き・・

ああ、めくるめくホットプレートライフ・・・!
ホットプレートは、我が家になくてはならない、キラー家電であり、そう、リーサルウェポンといっても過言ではなかった。

それが破壊した、その訳・・・。あたくしはやはり、ヤヨイさんが原因のような気がする・・・

あれは韓国の出張から帰ってきて数日後のことだ。出張帰りの金浦空港で無理矢理買った1kgのチヂミの粉の処遇に手をやいているあたくしにヤヨイさんが言った。

「そうだわ!チヂミパーティやりましょうよ!」

我々は某社の大きな屋舎の中に、オフィスを間借りしているのだが、その某社の弊社担当の殿方をおまねきし、ギャル(←自称)二人でチヂミを作ってさしあげようという趣向だ。

オフィスをたちあげてひとつき。親睦の意味もかねて、こういう機会をもつのは悪くはない。飲みに行くより気が楽でいいかもしれん。

いいですね。チヂミパーティ、乗りましょう。

こうとなったら準備だ。当然、車通勤のヤヨイさんがホットプレートを持ってくるのかと思ったら、

「たまえさん、実はウチ、ホットプレートないんだけど・・・^^;」

へっ?ということは・・・

「たまえさん、電車通勤のところもうしわけないんだけど、ホットプレートもってきてくれる?」

・・・(--;

「そのかわり、私、コストコで、チキンとかピザとかサラダとか買ってくるわ^^;」

チヂミなのにピザ・・・?コンセプトがさっぱりわからないが、まぁとにかくあたくしは、我が家の家宝、ザ・ホットプレートを持ってくることになった。

そして・・・悲劇は起きる・・・

(つづく)

※写真はリーサルウェポン4のポスター。本文とはあまり関係ありません。

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2006年12月26日(火) No.68 (未分類)

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