A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



ヤヨイさん


弊社はまだ2人しかない会社なわけだが、あたくしとヤヨイさんはとても楽しく、そしてうまくやっている。

問題はときどきヤヨイさんが、あたくしにケンカを売ってくることだ。

たとえば先日のソウル出張(←まさか本気で焼き肉食べに行ったと思った人はおらんだろうな)の折、市内から空港までのタクシーの中でのこと。

「ねぇ、タマエさんって、マラソンやるんでしょ?」

マラソンというか、ジョギングですけど、時々走ってますよ^^ヤヨイさんもいかがです?

「ていうか、走るとさ、こう・・・胸とか疲れない?」

は?

「ほら、走るとき、胸が上下に動いて、痛いというか、疲れるというか・・・」

・・・(--)

「はっ!」

・・・(--)

「ごっ・・ごめんなさい!ちがうのよ。ほら、私はいろいろ余分な肉がついてるからっ!ほほほっ^^;」

・・・(--)

タクシーの中は沈黙が続いた。まったく、あたくしへの挑戦としか思えない発言である。

その後空港についてから、最後に免税店に立ち寄った我々。

「6000ウォンばかり残ってるんだけど、残るとしゃくだわ」と、ヤヨイさん。

6000ていうと6ドルぐらいですね。辛ラーメン6個パック6ドルですよ?どうです?

「ダメダメ、そんなかさばるもの」

じゃ、ゆずジャムとか・・・チゲのレトルトなんかもありますよ

「う〜ん・・・6ドル超えちゃうわ・・・」

つか、円かドルを足して、ほしいもの買うのがよろしいかと・・・

「あったわ!これがいい!」

人の話を全く聞かず、とりあげたのは韓国料理チヂミの粉だ

「たまえさん、チヂミ好きでしょ。ひとつ買ってあげるわ^^」

ぎゃ〜!ヤヨイさんっ・・・!この粉、1キロもありますけどっ・・・!

「だいじょうぶ、たいしたことないわよ^^」

・・・(--;

あたくしは、韓国から1キロの小麦粉を延々と担いで帰ってきたのであった・・・。

この粉で作ったチヂミがまずかったら、ヤヨイさんの車(←ヤヨイさんは車通勤)に、爆弾をしかけてやるところだったが、実においしいチヂミができあがったので勘弁してやることにする。

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2006年12月18日(月) No.66 (未分類)

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