A-CUP CLUB DIARY -SEASON THREE-



東日本チャレンジカップの陰謀


あたくしが護衛艦から放たれるミサイルを見て狂喜乱舞しているころ、筑波では『東日本チャレンジカップ』が開催されていた。

ブンゲンさんが優勝したら水着でバイクに乗って「祝!エリア戦優勝!ブンゲン選手」って旗を持って走るという約束をしたあたくしだが、さて、結果はいかに?観艦式に参加して相模湾にいたあたくしは、浦賀水道を超え、携帯の表示が『圏外』からバリ3になった瞬間にメールの受信ボタンを押した。

ちゃ〜っちゃちゃっちゃちゃ〜ちゃちゃちゃ〜ちゃちゃっちゃちゃちゃちゃ♪(←やわらか戦車の着メロ)

きたっ!

「決勝2位まで追い上げたところでリタイア」

リタイア、だぁぁぁぁぁぁ?

まさか転倒?

「いや、マシントラブル」

はぁっ?

レースに出始めて3年間、アオヤマさんちの600RRがこれまで一度たりともマシントラブルを起こしたことなんてあったか?

陰謀だ・・・!これは絶対陰謀に違いない!「筑波ノービス最強」と豪語するオートショップアオヤマさんちへの、そしてブンゲンさんへの陰謀?

いや、ちがう・・・これは身内の陰謀だ・・・。察するにレース前日、こんな会話がされていたのだとおもう。

〜レース前夜〜


「ブンゲンが優勝したら、やっぱりみそぎさんは水着姿になるんだろうか?」

「貧乳の水着姿なんか冗談でも見たくねぇよなぁ・・・」

「まったくだ。ど〜すんだよ。ブンゲン勝っちゃったら!」

「貧乳水着!ぐぁぁ!悪夢だ!」

「調子を上げてるブンゲンに勝つなっていうのも酷だしな」

「けっこ〜いいタイムでてるし、はっきりいって優勝圏内にいるぞ」

「となるとやはり貧乳水着は避けられない・・?」

「まずいな・・・モトパチ!おまえ、ちょっとマシンに細工しておけ」

「わかりました。まかせてください」

ト書き:モトパチ600RRに細工施す

+++


おまえらのやってることは、まるっとさくっとお見通しだ!ふはははは!

って、あたくしは全然笑えません・・・(--;

※写真はファーストラップ5位で走るブンゲンさん。この後8ラップで2位まで追い上げるが、11ラップ目で涙のリタイア。

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2006年10月24日(火) No.33 (未分類)

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