このたび筑波で、11月の筑波の耐久NS2クラスで出走するマシン『アルプス02号』のテスト走行が行われた。
昨年、コマツバラたいちょ〜の転倒で木っ端微塵&無念のリタイアとなった『アルプス01号』はその後アルムおんじの手により『アルプス02号』としてよみがえり、その麗しき姿は筑波に舞い降りた貴婦人のごときである。
しかし一見貴婦人のような『アルプス02号』も実は中身は極悪娼婦の暴れ牝馬。みかけに騙されるような単細胞ライダーにこの魔性の女は扱えない。
テスト走行に先立ち、昨年のリベンジに燃えるアルムおんじは言った
「魔性の女を軽々とあしらえる、筑波最強ライダーを起用してくれ」
頭をかかえてしまったのは、チームオーナーのてんちょ〜である。オレ以外にそんな色男がこのチームに果たしているのか?
下は中学生から上は60歳までという驚異的なストライクゾーンを持つブンゲンさんは、レギュレーション上このレースには出られない。
コマツバラたいちょ〜は、みてくれ勝負のおっぱい星人なので問題外
平○さんは面食い、プリンさんは大食いだ
モトパチくん?彼はむしろ魔性の女にもてあそばれて喜ぶタイプ
ヤング・ナカヤマ?体重オーバー。魔性の女がつぶれてしまう
ああ!どこかに魔性の女を軽々と操る、百選錬磨のライダーはいないのか?!
「仕方がない・・・パンドラの箱をあけよう・・・」
てんちょ〜は「パンドラの箱」という謎の言葉をつぶやくと受話器を取った。もしもし、オレ、てんちょ〜。デシューさん?
「はい。そうでしゅ」
電話の相手はてんちょ〜の元レース仲間であるところの「デシュー・オガワ」氏だった・・・
(つづく)
※写真は、昨年のST600 耐久で優勝した瞬間のASアオヤマの面々(筑波耐久茶屋サイトより)