アオヤマさんちのてんちょ〜&女将へ
いつもお世話になっております
さて、もてぎロードレース選手権第2戦が開催され、「梨塾 with ASアオヤマ」チームが参戦したわけですが、例によってお店を離れることができなかったてんちょ〜と女将に、ライダー・ケヒさんの活躍はじめ、もてぎの様子などについて御報告申上げたいと思います。
あの日、たいちょ〜とそのホモ達のホモハシ君そして私は、午前4時半に出発し6時半にもてぎ入りしました。 なんといっても初もてぎですからね。気合も入るってものです。 一方、モトパチ君とブンゲンさん、少年A君の3人がやってきたのは7時半ごろでした。 少年A君が運転する車の助手席には、ダッシュボードに足をのせ、まるで筋弛緩剤をうったかのように四肢を放り出したブンゲンさんがが〜が〜寝ていました。 あいかわらず緊張感のかけらもない男です。
さらに平○さんとその妻ガミちゃんがやてきたのは予選直前午前11時。平○さんはピットへやってくると後輩であるところのケヒさんに言いました
「おう!ケヒ!調子よさそ〜じゃん」
この日のもてぎはピーカンでしたが、このときばかりは風速50m級の先輩風が吹き荒れました。
そういえば、プリンさんからジャンジュー事件のこと、聞きましたよ。 ほら、ケヒさんやてんちょ〜、平○さんがいっしょにレースをやっていた頃の話ですよ。
ケヒさんは当時まだ高校生。お金がなく100円のジュースも惜しんでレースをやっていたそうですね。 一方、平○さんは社会人。おりしもバイクレース全盛期で、ドリームのエースだった平○さんはそれなりの収入があったことでしょう。そんなある暑い夏の日に、ケヒさんは、言ったそうですね
「平○さぁん・・・のど、渇きませんか?」
こんなとき、「おう、じゃ、これで好きなジュース、みんなのぶんも買ってこいよ」と、お金をさりげなく渡すのが先輩としてあるべき姿なのではないかと私は思うのです。 ところがどっこい、平○さん、答えて曰く
「おう!じゃぁ、じゃんけんで負けたヤツ、みんなにジュースおごりな!」
ああ!このときのケヒさんの絶望は、いかばかりであったでしょう!
こんな鬼畜のような先輩をもったばっかりに、一生懸命貯めたお金を、 たかだかジュースごときに散財するかもしれないのです!
今、ケヒさんは、レースの塾などを開きお弟子さんもたくさんいらっしゃいます。そんな中で、学生さんには破格の受講料を提供しているそうですね。ケヒさんは言っています。自分も若い頃金がないとき、先輩に助けてもらった。これはせめてもの恩返しなんだ。
ケヒさんにとって、平○さんは、最強の反面教師だったのですね。
ああ、レースの話でした。今日はちょっと長くなってしまったのでまた明日、書きます。
おやすみなさい
|