その日のレース打ち上げの宴席にはアオヤマさんちのスタッフはじめ、お歴々が大勢近くが集まり、その男が登場するのを、今か今かと待ち受けていた。 その男・・・それは本日の功労者ブンゲンさんでもない。またお店から遠隔で指示をおくっていた監督(てんちょ〜)でもない。その男・・・ほらげっちである・・・。なぜかというと・・・
祝!オートショップアオヤマ with Fujikura Express ブンゲン選手 ST600 優勝!
接触バトルの末、とうとう逃げ切った彼はチェッカーフラッグを一番で受け、表彰台の最も高いところに立った。 ベストタイムは0秒5で予選のタイムをさらに更新。全18ラップのうち、ゆうに半数を0秒台で走るという活躍ぶりであった。
表彰式の最中にもあたくしはあちこちにメールを打ちこの朗報をばらまいたのだが、誰もが
「なに?後ろから1番目とか?」 「へっ?優勝って?おいしいの?」
少しは信用してよ!あたくしは、きっとブンゲンさんが勝つって信じてたわよっ!(←おおうそ)
その夜、この朗報を耳にした人々が、続々と打ち上げの席に集まり、その数は20人ちかくにふくれあがった。 そしてこの知らせをブルーなきもちで聞いた男が約1名・・・
『おまえが優勝したらオレはケツの穴にわりばしつっこんで祝賀会に行ってやるよ』
・・・ほらげっちである・・・
はたして彼は、わりばしをお尻に刺して現れるのか?しかし、どうやって電車に乗るんだ?車じゃね?まてよ、それだとシートに座れないだろ?それに、そのためにはズボンに穴をあけきゃならないな。そもそも痛くないのか?気持ちいいんじゃないの?つか、来る途中で警察につかまんじゃね?いや、ほらげっちなら、何か策があるんだろう。
しかし、ほらげっちは、まるでそんな賭けがなかったかのようにひょうひょうと現れたからも〜ブーイングの嵐!
「まぁまぁ、こんな公共の場でやるのもなんですし、ゴールデンウィークのツーリングの時にでも披露しますよ^^」
我々にはまたひとつ楽しみができた。 なお、ほらげっちは今後あなげっちとして登場してもらうことにする。
そんなこんなで、無事終了した筑波ロードレース選手権第一戦。ブンゲンさん、みなさん、お疲れ様!最高の瞬間に立ち会えて、あたくしはと〜ってもいい気分を味あわせてもらいまいました。
ここに、限りない感謝を!
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