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Aかっぱー日記


2005年6月30日より新しい日記に移行しました

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バイクへ寄せる熱い妄想
あたくしの数少ない交友関係の中で、変態指数ランキング上位に入る、名古屋在住スーパー元同僚が上京したのでひさびさにご対面。四谷浅草屋で軍鶏(しゃも)をつつく。

えてして、バイクに乗らない人の、バイクに対する発想というのは貧困このうえないのだが、ヤツはその頂点を極める男だ。

なんといっても、赤い背表紙・角川文庫な片岡義男で青春時代を過ごした世代なので、とくにバイクへの妄想は甚だしい。

だいたい、この世代の人たちが片岡義男の小説に出てくる美男美女を自分に重ね合わせ、あのドラマチックな展開について熱く語るのを聞くと、片岡義男はとても大きい罪を犯したのではないかとおもってしまう。

どうにもこうにも、男というのはロマンチスト。はためいわくこの上ない。


「そういえば、アランドロンの映画でさ、ツナギ着た女がでてきてさぁ〜あれ、なんていう映画か思い出せないんだよな〜・・・
も、すっげ〜んだよね。ツナギのしたすっぽんぽんなんだぜ。やっぱりツナギの下は裸だよな〜」

アホか!痛いわ!

「それにしてもやっぱり夏は、水着でバイクだろ?!」

アホか!死ぬわ!

「ところでタンデム解禁になったわけだから、オレがバイク乗るなら、カノジョを膝に乗せて走ってみたいね〜」

アホか!落ちるわ!

もうしまいにはあたくし、肩で息をする始末だ。

「ま、オレもそのうちバイクの免許とるからさ。名古屋も遊びにこいよ。愛知万博でも行こうぜ!」

ツーリング先に愛知万博を選ぶヤツのセンスを激しく疑うが、まぁ、免許を取って現実にぶち当たったときのヤツの顔がみてみたい。

とりあえず、あたくし、ヤツの幻想を壊さぬよう、努めて冷静を装い「がんばって免許とってね〜」と見送ったわけだが、ヤツは意気揚々とそのまま愛人宅に向かったのは、ま、若干、蛇足な話である。





◆The Girl on a Motocycle◆
あの胸にもういちど


その妄想甚だしい彼の、忘れ得ぬ青春の映画を、偶然発見したのでご紹介しておこう

なにやら、DVDもビデオもでてなくて、なかなか目にふれることがなかった作品らしい。この5月に初めて発売になるんだと。
「峰不二子の元ネタ」だそうなので、マニア向け?(笑)
ちなみに同作品のデラックス・エディションは、Tシャツつきだそ〜です
2005年4月27日(水) No.633

リッキーポエム  2005/04/27/21:49:21   No.635
しってますよ〜「あの胸にもう一度」。
峰不二子はマリアンヌ・フェイスフルですね。

こう、彼女に後ろから寄り添いながら、「ハンドルは優しく握るんだよ」なんて乗り方を教えたりするシーンが印象的でした。
どっちかってーとロードムービー系ですね。

TG [URL]  2005/04/28/00:53:52   No.636
 う〜む、私は魚座のO型というロマンチストの最たるタイプであり、
一時は常に片岡義男作品を常に持ち歩いていた男ですが・・・
 この方のようなイメージは・・・無いぞ(笑)
 あの作品中のゆったりとした時間の流れが好きでした

タロウ  2005/04/28/07:48:24   No.637
この映画(あらすじ読んだだけ)で言ってるロマンは、私が持ってるロマンとは激しく違うなぁ・・・。(笑)

Meg♪  2005/04/28/13:07:20   No.638
こんにちわ。
確かに痛そうですね、縫い目とか。
髪が長いと『ヘルメット脱いでサラサラ〜ってやるんでしょ?』と聞かれ、革のジャケットを着るといえば『ジッパーはおへそくらいまで開けて下は素肌なんでしょ?ムフフッ』とまわりのオヤジ達は妄想してます。
でも先日海外サイトでアルパインスターに『キャット・・・』とかいうピタピタのレザーの上下があるのを見つけました。

烏丸 [URL]  2005/04/28/20:59:50   No.639
タイムリーなことに,このDVDがMOTONAVIでも紹介されてました。
たまえ姉さんの先見性にカンパイ!

CYG  2005/05/10/23:16:24   No.665
映画はつまんなかったけど、原作の「オートバイ」(byムンディアルグ)は悪くないよ。



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shiromuku(cu1)DIARY version 1.04